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岡山)高校野球 8月1日

2020年8月2日03時00分

 夏季県高校野球大会(県高野連主催、朝日新聞社など後援)は第7日の1日、準々決勝2試合があった。倉敷商は中軸が力を発揮し玉島商に競り勝ち、岡山理大付は八回に流れを引き寄せて玉野光南を振り切った。勝った両校は9日の準決勝で対戦する。2日に4強が出そろう。

     ◇

 強打が自慢のチームが2安打に抑え込まれていた。4点を追う八回裏、2死から打席に入った玉野光南の主将能瀬偉月(いつき)君(3年)が意識したのは、強力打線につなぐことだけだった。

 フルカウントまで粘り振り抜いた打球は、いい当たりではなかったが、左翼手のグラブをそれて転がった。執念が生んだ二塁打。さあここから――。ベンチは沸いたが、後が続かなかった。

 今のチームで公式戦に出るのは今大会が初めてだ。

 主将となった昨年夏は右ひじの手術を受けて復帰した直後で、練習ではグラウンド整備や球拾いを率先し、チームを支えた。秋の県大会はベンチから見守るしかなかった。「プレーでチームを引っ張れないなんて」。行き場の無かった悔しさを、この夏にぶつけるつもりでいた。

 けががあったから、新型コロナウイルスの影響で休校になった期間も、練習への熱は失われなかった。「心と体を最高の状態に持って行こう」。チームメートに連日LINEを送りながら、自らはひたすらティー打撃に取り組んだ。

 「まとまりの強さを発揮しよう」という田野昌平監督(48)の方針で、3年生27人だけで臨んだ今大会。1番三塁手としてグラウンドを駆け回り、4試合で3安打4打点。田野監督は「けがにも苦しい顔を見せず、全力の姿勢がみんなを引っ張った」とたたえた。

 「3年生の背中から、いつも全力でいくという姿勢を学んでくれたと思う」。能瀬君は下級生にそう託し、最後の夏を終えた。(中村建太)

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