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球児の人生に寄り添った常総学院前監督 OB記者の驚き

2020年7月29日16時45分

 昨年末、一人の野球部OBとして常総学院のグラウンドを訪ねた。バックネット裏の本部席にあるホワイトボードを見て驚いた。3年生の進学先が、びっしりと書き込まれていたからだ。野球の名門として知られる大学名も多かった。

 茨城の独自大会で24日に敗れ、今夏限りで監督を退任した佐々木力前監督(54)は、大学でも野球を続けたい選手たちの思いをくむ、面倒見のいい監督だった。木内幸男・元監督(89)の下でコーチをしていた2000年代の終わりから、様々な進路先を切り開いたという。「木内監督に『あの選手は風邪を引きました』と言って練習を休ませ、その選手を引き連れて大学に行ったこともあった」と懐かしそうに語ってくれた。

 佐々木監督の下を巣立ったOBを見てみると、法大から昨秋のプロ野球ドラフト会議で広島に入団した宇草孔基や、現在は法大で主将を務める中村迅ら、東京六大学でも活躍する選手が多い。控え選手でも、大学日本一に輝いた強豪で、野球を続ける例を聞く。

 3年生にとって最後の夏が近づいても、全員が同じ練習メニューを行った。茨城独自大会の初戦で30選手を起用したのも、選手の進路を考えてのことだったという。

 常総学院は2016年夏を最後に、甲子園には出場できていない。だが高校野球の指導者として求められるのは、結果だけではないはずだ。OBの島田直也さん(50)に監督を譲り、野球部の総括責任者という立場になっても、選手の野球人生に寄り添う指導を続けてほしい。(井上翔太)

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