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大阪)高校野球 7月27日

2020年7月28日03時00分

 令和2年大阪府高校野球大会(府高野連主催、日本高野連、朝日新聞社など後援)は27日、南港中央球場などで2、3回戦5試合があった。昨秋8強の桜宮は3試合連続コールド勝ちで4回戦へ。昨夏4強の東海大仰星は豊島の猛追を振り切って接戦を制した。28日は一部で日程変更があり、2、3回戦の計5試合がある。

     ◇

 0―6で迎えた七回裏2死一、二塁。走者が1人かえればコールド負けが決まる場面で、登美丘の副主将で捕手の竹口航輝(こうき)君(3年)がミットを構えた。

 この回途中、2番手として登板した山口翔輝(しょうき)君(3年)は竹口君が監督に推薦していた。「山口は最近調子が良かった。コールドを切り抜けて、最後に3年生の意地を見せたかった」

 7球目、山口君が一番得意なスライダーを選ぶと、ミットは「バシッ!」と鋭い音を立てた。見逃し三振でピンチを切り抜けた。

 竹口君は遊撃手としてプレーしていた1年の秋、練習試合で走者と接触した。中学時代から疲労の蓄積で痛めていたひざが悲鳴を上げ、そのまましばらく立ち上がれなくなった。その冬、両ひざともに手術を受けることを決意した。

 4カ月にわたるリハビリの間は、まったく練習ができなかった。「打撃の中心選手だった竹口が試合に出られないのはチームとしても痛かった」と今春まで監督を務めた布施北の加味根淳(かみねあつし)教諭は振り返る。

 竹口君も「周りのみんなに置いていかれるんじゃないか」と不安に駆られた。だがそんな時、「焦らず治してくれ」というチームメートの言葉が力になった。昨春、練習に復帰した。

 持ち前の「元気のよさ」を買われ、昨秋、守備の要である捕手に転向した。

 打撃でも中軸を担ったが、この夏の府大会初戦、和泉との対戦は4打数無安打に終わった。

 「副主将として、1本打ちたかった」と挑んだこの日は二回表にチーム初の安打を打ったが、チームは散発2安打に封じられ、無得点で敗れた。

 試合後、「自分のリードミスや捕球ミスもあった」と竹口君は悔いをにじませた。

 ただ、高校野球生活を通して、新たな夢も見つけた。「プロ野球のトレーナーになる」

 自らの経験からけがを予防することや事後のケアの大切さを学んだ。理学療法士の資格を取り、将来は野球をプレーする人たちを支えていきたいと思っている。(浅沼愛)

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