スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

石川)高校野球 7月25日

2020年7月26日03時00分

 石川県高校野球大会(県高野連主催、朝日新聞社など後援)は25日、県大会の2回戦が始まった。感謝の思いを込めた監督の「代打」通告、強豪相手にエースが見せた粘りの投球……。断続的に雨が降るあいにくの天気でも、球場ではドラマがあった。

     ◇

 11点を追う六回、2死一塁の場面。輪島の三塁コーチで主将の平田康大(3年)は、監督の冨水諒一(38)に、次の打者に代打で出すと声をかけられた。三塁コーチ席から慌ててベンチに戻り、打者用手袋を手に出てきた。「いきなりでした」

 昨夏、チームは多数決で別の選手を主将に選ぼうとし、その消極的な姿勢を冨水にとがめられた。そんな時に自ら名乗りを上げ、主将を引き受けた。

 だが、先発メンバーには選ばれず、プレーでチームを引っ張ることはできなかった。葛藤を抱えながらの主将。率先して声かけを行う気配りを見せるなどして、チームをまとめてきた。「この一年、がんばってくれた」と冨水。平田への感謝の思いがあった。

 ただ、打者が右飛に倒れ、コールド負けに。平田は残念そうに手袋をズボンの右ポケットにしまい、整列した。

 がんばった選手に思い出の打席を――。高校野球の地方大会では時折見かける光景だ。もともと冨水は「3年生のおまけみたいな代打は、試合を諦めたみたい」で好きではなかったが、平田となると、チャンスを与えたくなったという。

 平田は打席には立てなかったが、指名してくれただけでも「うれしかった」。試合後、ベンチに戻ると、胸にこみ上げてくるものがあった。=敬称略(三井新)

こんな特集も

関連記事

アクセスランキング

注目動画

一覧へ
バーチャル高校野球ではアンケートを実施しています

本日の甲子園交流試合

注目の情報