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兵庫)高校野球 7月24日

2020年7月25日03時00分

 夏季兵庫県高校野球大会4日目の24日、9球場で2回戦と3回戦の計15試合があった。昨夏の選手権兵庫大会で優勝した明石商、4強入りした育英が勝ち進んだ。明石トーカロなどで予定されていた3試合は、雨のため延期された。

     ◇

 降りしきる雨の中、高砂のエース、吉田有輝君(3年)がマウンドに立った。捕手は浅村一希君(3年)。高砂は一昨年、昨年と2年連続で夏の兵庫大会で明石商に敗れている。2人は「今年こそ明石商に勝って、先輩たちのリベンジを果たす」と誓っていた。

 吉田君は元々は捕手。このため、入学時から浅村君とはライバル関係だった。ところが、新チームが結成された昨夏、吉川祐司監督(46)から投手になるように言われた。柱になる投手がおらず、肩の強い吉田君に白羽の矢が立ったのだ。最初は制球が定まらなかったが、徐々に安定。浅村君も「強い球を投げられる好投手」と感じていた。

 この日は、初回からボールが先行した。初回、3連続四球を出し、無死満塁。内野ゴロの間に1点を失った。すかさず浅村君がマウンドに駆け寄り、声をかけた。「直球で押していこう」。吉田君が一番自信のある球を浅村君は分かっている。後続打者を併殺打に打ち取った。

 二回以降も強気の直球で攻め続けたが、3点本塁打を浴びるなどして、四回途中で降板した。

 打線は五回、先頭打者が四球で出塁。浅村君に打順が回った。「吉田のために。そしてチームのために」。とらえた打球は一、二塁間を抜け、意地のチーム初安打となった。しかし、この回に得点できず、コールドで敗れた。

 試合後、吉田君は「浅村と2人でやってこられてよかった。こんなに四球を出したのに文句も言わず自分の球を受けてくれた。ありがとうと言いたい」と話した。(森下友貴)

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