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大阪の進学校、バッテリーは元ライバル 秋16強の実力

2020年7月24日17時15分

 (24日、大阪独自大会2回戦 北野12―1常翔学園)

 昨秋の府大会16強で全国屈指の進学校、北野が常翔学園に五回コールド勝ち。4番で捕手の有方智紀(3年)が3ランを含む3安打6打点で投手を楽にした。

 2点リードの四回1死一、三塁。カウント1―1から甘く入った直球を振り抜いた。滞空時間の長い打球が、左翼ポール際へ飛んでいく。ファウルと思い、一塁ベースを回ったところで戻りかけたが、三塁塁審の右手が回った。

 流れを引き寄せる3ラン。一回と五回にも適時打を放った。試合後、「投手が楽になるように、できるだけ攻撃時間を延ばしたかった」と笑った。

 エース左腕の長曽我部健太郎(3年)とは小学校から一緒だ。吹田市立山田中2年までは自身も投手で、ライバルだった。だが、3年時は捕手として長曽我部を支え、軟式の大阪大会で優勝した。高校進学後は登下校も一緒で「考えていることがわかる」。

 新型コロナウイルスの影響で休校となった今春も、関係は変わらなかった。近所の公園でキャッチボールを続けた。マウンドと同じ18・44メートルではできなかったが、「球の質、伸びる意識で」などと声をかけた。相棒のフォームチェックも欠かさなかった。

 選手権大会は中止となったが、大阪で頂点をつかむというチームの目標は変わらず、左腕にかかる期待は大きい。「助けたいって思う場面で、自分が一番に支えたい」と有方。長曽我部も「ずっと一緒で家族みたいな存在。試合中は向こうが兄。しっかりリードして、点をとってくれる。頼もしい」と信頼を寄せる。

 この日はリードもさえた。直球の調子が悪いとみるや、見せ球にして、変化球主体に組み立てた。二回に単打4本で1点は失ったが、7三振を奪った。

 関西の国立大をめざす有方と、筑波大志望の長曽我部。一緒に野球ができるのはこの夏が最後だ。「受験のことを考えるのは大会が終わってから」と有方。大阪の頂点へ、二人三脚で挑む。(大坂尚子)

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