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兵庫)高校野球 7月23日

2020年7月24日03時00分

 夏季兵庫県高校野球大会(県高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)3日目の23日、8球場で2回戦の16試合があった。神戸国際大付や関西学院などがコールドゲームで勝ち進んだ。過去に選抜大会出場経験もある市川は接戦で敗れた。

     ◇

 「試合は出られないと思うけど、応援来てくれへん?」。今大会の日程が決まった7月上旬、神戸学院大付の森川凜音(りおん)君(3年)は両親を試合に誘った。

 高校から野球を始めた森川君は試合の出場経験は少ない。これまで両親を観戦に誘ったことはなかった。「来てもらっても試合に出られないし、申し訳ない」

 でも、今大会は特別。自分は出られずとも、一緒に甲子園をめざしてやってきた仲間を見てほしかった。

 中学時代は陸上部。中3のときにみた夏の高校野球やプロ野球に心を熱くし、高校では野球部に入った。

 同学年だけで40人近くいる大所帯のチーム。周りは経験者ばかりで、最初の1カ月は練習に参加させてもらえず、見学だけだった。

 バットを振っても、球にかすりもしない。外野フライは落下地点を見誤る。みんな、簡単にこなしているように見えるのに――。

 それでも1本安打が出たときの快感は、色んな苦労を吹き飛ばす。野球をつらいと思ったことはない。

 この日も森川君は応援席にいた。そこから少し離れてひっそり見守った母・真由美さん(49)には野球のルールはわからない。だが、息子がかけがえのない仲間と大切な時間を過ごしてきたことだけはわかった。試合後、森川君も両親がいる応援席に深々と頭を下げた。「野球をさせてくれてありがとう」との思いを込めて。(笹山大志)

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