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青森)高校野球 7月23日

2020年7月24日03時00分

 夏季青森県高校野球大会(県高校野球連盟主催、日本高校野球連盟、朝日新聞社など後援)は23日、ダイシンベースボールスタジアムで準々決勝2試合があった。弘前東は弘前工に逆転サヨナラ勝ち。八戸学院光星は八戸工大一に本塁打2本を浴びせ、打ち勝った。24日も準々決勝2試合がある。

     ◇

 「ミットだけ見て投げてこい」。九回裏無死二、三塁。弘前工のマウンドに立つ山口遼(2年)に、捕手の須藤博紀(3年)が声をかけた。

 1点差、二塁走者の生還を許せばサヨナラ負け。山口は力んでいた。投手ゴロで1アウトを取ったものの、続く打者の二塁ゴロの間に三塁走者が本塁を突く。セーフ。同点に追いつかれてなお2アウト三塁と追い詰められ、滝渕安弘監督は「祈るしかなかった」。

 連続四死球で満塁とされ、迎えた2番打者への3球目。真ん中高めの直球を打ち損じた打球は、三塁後方に高く上がった。

 「助かった」。山口は内心つぶやいたが、ボールはレフト前にぽとりと落ちた。三塁走者はすでに本塁を駆け抜けていた。試合終了。山口は泣き崩れた。

 2日前の3回戦で、10イニング146球を1人で投げ抜いたばかりだった。この日は七回に登板し、八回までを無安打に抑えたが、最終回につかまった。

 3年生投手2人から引き継いだマウンドで、完封リレーを目前にしていた九回の失点。山口は「先輩たちに申し訳ない」と繰り返した。肩を震わせる山口の耳元で、須藤がささやいた。「泣くな。お前には来年がある」(藤谷和広)

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