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大阪)高校野球 7月19日

2020年7月20日03時00分

 令和2年大阪府高校野球大会(府高野連主催、日本高野連・朝日新聞社など後援)は19日、久宝寺球場などで1回戦18試合があった。近大泉州が終盤に貴重な追加点をあげて大阪偕星を下した。千里青雲は九回に一挙7点を挙げ、5点差をひっくり返して刀根山を破った。昨秋16強同士の一戦では、信太が大阪学芸の反撃を振り切った。20日は1回戦5試合がある。

     ◇

 九回表2死二塁、大阪偕星の4番の富山雄正(ゆうせい)君(3年)に打席が回ってきた。相手に4点のリードを許していた。「最後の打席。思いっきり振っていこう」

 「頼むぞ富山!」「振り抜け!」

 ベンチからの声援の中、4球目の球を前のめりに振り抜いた。打球は大きな弧を描き、右翼手のグラブに収まった。「最後の1球、時間が長く感じました」

 和歌山県出身。2年前の春、「野球の激戦区である大阪で自分の力を試したい」と、2015年夏に甲子園初出場を果たした大阪偕星に入学した。山本晳(せき)監督(52)の期待を受け、1年生の夏から正捕手として起用され、昨秋以降の新チームから投手に転向した。

 どんなに練習がきつくても、人一倍怒られても、「はね返してやる」という一心で食らいついてきたという富山君。背番号は10番ながら、「絶対的エースは富山」と山本監督が信頼を寄せるほどに成長した。

 目指していた甲子園の大会はなくなったが、「大阪で一番になり、記憶に残る試合をする」と誓った。近大泉州との初戦では山本監督に先発を託され、「自分が試合をつくり、いい形で攻撃を」と意気込んだ。

 相手投手陣も好投し、七回終了時点で1―2の接戦に。富山君は一、七回の満塁のピンチは無失点で切り抜けた。だが八回は満塁で相手の4番に走者一掃の適時打を浴びてしまう。「後半に疲れが出て、甘い球を打たれてしまった」

 富山君は試合後、「今までやってきたことを思いだした。ベンチに入っていない同級生に、申し訳ない」と悔し涙を見せた。山本監督は「最後まで集中力を切らさずにがんばった。よく粘った」とたたえた。(浅沼愛)

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