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新潟)高校野球 7月19日

2020年7月20日03時00分

 県高野連主催の県高校夏季野球大会は19日、県内4球場で2回戦8試合があった。新潟第一は、新潟西との延長タイブレークの末、サヨナラ勝ちで制した。昨夏の新潟大会準優勝の東京学館新潟はコールド勝ちで3回戦に駒を進めた。残る2回戦のうち16試合は、23日に開かれる。

     ◇

 七回裏無死一塁、あと2点でコールド負けとなる場面で、この回から三塁の守備に入った1年生が野選。肩を落とす後輩を、投手の丸山尊仁(みこと、3年)が手招きした。「気にしなくていいから」とポンポンと2、3度頭をたたき、笑顔で声をかけた。丸山は「後輩たちは試合で3年生に気を使っているかもしれない。ミスは仕方がない」と話す。

 エースを任されてすぐ、春の県大会で準優勝。だが、直後の夏の新潟大会で3回戦コールド負け。新チームでは、結果を求める余りミスをした味方に感情をあらわにした。失策した野手をにらんだり「リードが悪い」と捕手に言い放ったり。「自分が引っ張らないと、という気持ちが空回りしていた」と振り返る。

 転機となったのは、昨秋の県大会。4回戦で敗退し、平沢周太郎監督から「お前がイライラしているからダメなんだ」と言われた。「エースのあるべき姿ではなかった」と目が覚め、マウンドでの振る舞いを見直した。味方がミスした後は、次のプレーに集中できるようアウトカウントを大声で呼びかけた。

 夏の選手権大会が中止になり、部活動ができなくなった時「何でもいいから毎日20分話そう」と全部員がグループに分かれ、LINEでの同時通話をした。日々の自主練習から自分の部屋紹介まで何でも話した。「みんなのことを知る良い機会になった」と精神的にも成長でき、チームの雰囲気も変わった。

 6月下旬の練習試合で右ひじを痛めた。初戦となったこの日、痛みから全力で投げ込めず、中越打線に打ち込まれたが、最後まで一人で投げきった。

 「悔しさがないと言えばうそになる。最後は笑顔で2年生に『託したぞ』と伝えたい」。マウンドでは笑顔だった丸山は涙を流した。(谷瞳兒)

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