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漫才師部員、公式戦初マスク 失点しても笑顔でリード 

2020年7月17日15時58分

 (16日、大分独自大会 日本文理大付 12 - 0 楊志館)

 「ここを守り切り反撃につなげよう」。4点を追う九回表から楊志館のマスクをかぶった吉松朋哉君(3年)は意気込んでいた。

 しかし、先頭打者に二塁打を浴び、いきなり歯車が狂い始めた。死球に自身の悪送球も絡んで失点。4人の投手に「腕を振ってこい」「アウトひとつずつ」と声をかけ、笑顔でリードしたが、勢いを止めきれず8点を奪われた。

 九回の最初から登板した上野将成君(3年)も、次に投げた佐藤友春君(3年)も、練習でずっとバッテリーを組んできた相手。持ち味は知り尽くしていただけに、試合後、「頭の中での組み立てがうまく機能せず、打たれた後に立ち直らせることができなかった。自分のせい」と、泣きはらした目で振り返った。

 学校では部員の佐藤響君(3年)とコンビを組む「漫才師」。お笑い芸人の漫才を自分たち流にアレンジし、文化祭や部の催しなどで笑いを提供してきた。阿部謙吾主将(3年)は「チームのため裏方に回ったり、いつもベンチを明るく盛り上げてくれたりした」と感謝する。

 支部大会以外の公式戦でマスクをかぶったのは初めて。結果は苦い経験になったが、「最後に出場機会をもらえ、感謝しかありません」。萩原田久生監督は「打席から下を向いて帰ってくる子がおらず、まだまだと言い続けられたのが、私たちの集大成」と語り、吉松君についても「ムードメーカーになってくれた」とねぎらった。(寿柳聡)

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