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石川)小柄意識し 重ねた努力 連合チーム主将

2020年7月17日09時00分

 12日の県立野球場。金沢龍谷と戦った6校の連合チームの先頭打者で、主将の田中基泰(3年、金沢伏見)は一回表、初球の直球を振り抜いた。

 前夜、最後の調整に父康詞(47)と訪れたバッティングセンターで、2人で初球は直球だと予想していた。

 体が開いたため、少し詰まった当たりになったが、球はセンター方向に飛んでいった。

 フェニルケトン尿症と呼ばれる難病を生まれつき抱えている。たんぱく質の摂取制限があるため、肉や魚をほとんど食べられず、食事は野菜中心。栄養を補うため、粉ミルクは1日3回飲む。2カ月に1回は血液検査が必要だ。「一生付き合っていく病気です」

 その影響もあり、身長165センチ、体重50キロと小柄。周囲との体格差が気になることもある。豪快でパワフルなプレーができないことも自覚していた。だから「小さいなりにどうプレーするか」を、常に考えて野球をしてきた。ティーバッティングの練習を意識的に行い、体をうまく使って、バットの芯に当てる努力を誰よりも重ねた。

 守備の間をくぐり抜け、中前安打。一塁まで全力疾走した。夏の大会には1年の時から先発出場しているが、「夏に初めてヒットを打ちました」。会心の当たりとは言えない。それでも努力の成果は出た、と思う。

 その後、試合は0―10の五回コールド負けに終わった。だが、初回に一塁上で見せた満面の笑みは、充実感を表していた。=敬称略(三井新)

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