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野球教えてくれた祖父、突然厳しく…共に戦った最後の夏

2020年7月15日16時44分

 (14日、岩手独自大会 盛岡一9-2釜石商工)

 「精度が大事だ」。祖父でもある山崎善輝監督(70)に言われ続けた通り、釜石商工・山崎蓮(れん)投手(3年)は低めに丁寧に151球を投げ抜いた。

 三回裏、無死二、三塁のピンチで迎えたのは大会屈指の強打者、盛岡一の高橋怜大(れお)選手(3年)だった。前の打席では適時打を打たれていた。フルカウントになり、投げ込んだのは外角低めのストレート。高橋選手のバットは空を切り三振に打ち取った。

 小学2年で野球を始め、ボールの投げ方や打ち方を祖父から教わった。釜石商工に入ると、それまで優しかった祖父が突然厳しくなった。「そんなボールじゃだめだ」「内角、外角をうまく使い分けろ」。一緒に住む家で言い合いになることもあった。善輝さんは「『あいつは孫だから優しくされてる』と言われないようにあえて厳しく、一度も褒めたりしなかった」と明かす。

 善輝さんはこの夏で監督を退く。「おじいちゃんの最後に優勝を」と、この大会にかける思いが強かった山崎投手。試合後、「自分の力は出せた。相手の方が上でした」と悔しそうに話した。善輝さんは「俺はもうあいつの監督じゃない。家に帰ったら『よくがんばった。ごくろうさま』と言ってやります」と笑った。(中山直樹)

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