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球場アナウンス、ドキドキ男子部員 女子マネは涙こらえ

2020年7月17日17時53分

 聞き慣れた女性の声によるアナウンスではなく、男性の声が球場に響いた。名古屋市の熱田愛知時計120スタジアムで12日にあった夏季愛知県高校野球大会でそんな一幕があった。

 この日の第2、3試合で放送室にいたのは愛産大工野球部2年の式守黛稀君、杉野結友君、浅井千翔君。第1試合の後、「緊張します」と席についた。

 最初の仕事は試合前の放送だった。「『両校、サイドノックの準備を始めてください』って言って」と県高野連の先生が促す。「両校サイドノックにお入りください」とマイクに向かって話すと、先生からすかさず訂正が入った。「違う違う。『準備を』だよ。『失礼しました』って言ってから言い直して」。本部席に笑いが起きた。

 愛知県の大会の場合、球場によって違うが、放送は特定の学校の女子マネジャーやそのOGが担っていることが多い。熱田では近年、夏の大会は享栄の女子マネジャーが担当してきた。だが、今年は新型コロナウイルス対策の一環で試合がない学校の生徒は基本的に球場に来ないようにしているため、その日試合がある学校から放送の担当者を出すことになった。

 3人は愛産大工がコールド勝ちした試合も放送を担当。2試合を終え「疲れました。新チームではベンチ入りします」と宣言した。

 第1試合の放送を担当したのは、松蔭の女子マネジャーだった。自校の試合を見ながらの放送で、終盤は祈る姿も。3―8で敗れると、先生たちから「最後まで頑張れ。『試合終了でございます』って放送して」と励まされ、涙をこらえながら放送した。

 松蔭の3年生女子マネジャーは2人。放送した山内乃亜さんは「自分の声が打席に入る人の力になればと思ってやりました。いい経験をさせてもらいました」。ベンチで記録員だった中村海月さんは「スコアを書いているとき乃亜の声が聞こえて、一緒にいると感じていました」と話した。(上山浩也)

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