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京都)高校野球 7月12日

2020年7月14日03時00分

 京都府独自の夏季高校野球ブロック大会(府高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)は2日目の12日、府内2球場で開催された。11日に雨で順延になった、わかさスタジアム京都(京都市右京区)と太陽が丘球場(宇治市)での6試合が行われた。一方、あやべ球場(綾部市)で予定していた3試合は、断続的な雨の影響で延期になった。

     ◇

 0―5で迎えた最終回の七回表。2死二、三塁の場面で、東宇治の9番打者、桝井悠君(3年)に打席が回ってきた。

 「ここで打って、打順を1番に回すぞ」

 意気込んだが、この日はそれまで2打席無安打で、相手の球に当てることができていなかった。

 それでも、全力で振るしか点を取る方法はない。チームメートの辻本寛人君(3年)に「とにかく思い切り行ってこい」と右手で背中をたたかれ、気合を入れ直した。

 初球。バットをかすった。ファウルだが、初めて当たった。「いいぞ」とベンチから声が漏れた。

 2球目。直球を狙ったが、来たのはスライダー。芯はとらえられなかったがフルスイングし、打球は遊撃手の頭を越えた。「落ちろ、落ちろ」。そう念じて一塁へ走った。飛び込む左翼手の前に球が落ちた瞬間、「うぉー」と大歓声。二、三塁走者が生還し、桝井君は一塁からベンチへ小さくガッツポーズした。

 東宇治は出場メンバーを選手による投票で決めている。一人一人が、思い思いのレギュラー9人と控え選手11人の計20人を記入し、監督に提出する仕組みだ。寺岡剛監督(34)は「選手にしか見えていない良さもある」との思いから、選手だけで決めさせた。

 桝井君の背番号は9。1桁の背番号は初めてだ。先発を勝ち取るため、直近1カ月の練習試合で心がけたのは「とにかくフルスイング」。「技術は急には伸びない。でも全力でなら、何か変わるかも」と思ったからだ。ひたむきな姿勢が仲間にも伝わり、寺岡監督も「腹をくくったな」と内心で評価していた。

 負けはしたが、点差を詰めた自分は誇らしい。「最後に粘って打てた。めちゃくちゃうれしかった」(白見はる菜)

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