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鳥取)高校野球 7月12日

2020年7月14日03時00分

 「2020年夏季鳥取県高校野球大会」(県高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)は12日、1回戦3試合があった。鳥取育英、米子松蔭、米子東がそれぞれ勝利し、2回戦進出を決めた。昨秋の県大会でベスト4に入った八頭は初戦で姿を消した。2回戦は18、19日に3試合、20日に2試合ある。

     ◇

 「無心でいこう」。直前に勝ち越され、1点を追う八回。2死三塁の場面で八頭の谷口敦哉(2年)が右打席に入った。この日4度目の打席。いずれも凡打に倒れていたが、引きずってはいなかった。

 チームの勝利に貢献したいという熱い思いを持ちつつ、頭は冷静だった。二塁手の頭上をねらう意識で、もしインコースが来たら思いきり振り抜いて左翼へ――。そんなイメージを頭に浮かべた。4球目。ねらい通りに変化球が内角高めに入ってきた。勢いよくバットを振った。少し詰まったが、打球は伸び、センター方向へ飛んだ。二塁に向かう間に三塁走者が生還。再び同点となり、試合は今大会初のタイブレークにもつれ込んだ。

 九回からセンターの守備についた谷口雄太(3年)は1学年上の兄だ。「自分とは違うタイプ。落ち着いていて、みんなに好かれて……」。ふだん野球の話はしない。でも、野球をしているときの声の大きさは兄譲りのものだ。

 敦哉は今大会、スタメン入りしている数少ない2年生。「3年生にとって最後の夏に出させてもらっている」という使命感を持って臨んでいた。

 4点を取られた後の十回裏の攻撃。敦哉は再び2死から望みをつなぐ適時打を放った。1点を返したが、追いつくことはできなかった。

 「自分がもっと打って、もっとしっかり守れていたら……」。試合を終えた敦哉は、雄太以上に目を赤く腫らしていた。そんな弟を雄太は気遣った。「責任を感じる性格なので。抱え込みすぎずに、楽しく笑顔で野球をしてほしい」。敦哉は「先輩たちが達成できなかった鳥取で1番になるという目標は自分たちがかなえられるようにしたい」。優しい兄の思いを弟は受け継いだ。(宮城奈々)

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