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球児たちへ「悔しさ、絶対生きる」 オリ・山本由伸投手

2020年7月14日14時45分

 甲子園の大会は、高校球児にとっては特別です。僕ももちろんめざしていたし、同じ目標を持つことで、チームワークを学べたり、いろんないい影響があったりしました。苦しくても、楽しんで頑張ることができました。

 投手なので、高校時代はわけが分からなくなるくらいの時間、走りました。でも、一番、自分で変わったと思うのは人間面です。小、中学では自由に生活していたけど、高校では大人になるために必要なことをたくさん教えてもらいました。

 毎日のあいさつはもちろん、例えばマウンド上での態度だったり、チームメートとのやりとりだったり。謙虚な気持ちを持つことの大切さを学んだと思います。あの3年間が、僕の野球の原点とも言えます。

 ひたむきに高校野球に全力で打ち込んできた球児たち、特に3年生にとって、今年は普通の年ではありませんでした。

 本人や家族、周りの人たちみんなが楽しみにしていた甲子園での大会が、春の選抜大会も、そして夏の選手権大会もなくなりました。新型コロナウイルスの感染拡大は、野球だけではなく、日々の様々なところに影響を与えています。どうしようもない状況だったとも言えます。

 最後に仲間と一緒に打ち込める時間、それがなくなってしまうことについて、何かを軽々しく言えるものではありません。これほどの悔しさを味わった球児や関係者はかつていなかったと思います。自分がやってきたからこそ、それは分かるつもりです。

 各都道府県ではいま、独自大会が始まっています。8月には選抜出場校に選ばれていた学校による交流試合も行われます。「甲子園」という大きな、共通の目標をめざす大会ではありませんが、これらの大会がコロナ禍の状況下で実施されるのは、いろいろな人たちの努力のおかげだと思うんです。その方々への感謝は忘れてはいけないと思います。

 今年味わった悔しさは、今後、絶対に生きます。高校野球や学校生活でここまで頑張ってきたこと。それは将来、自分の強みにつながります。悔しい思いをした分、それを乗り越えたということを自分の自信にしてほしい。新しい目標は、必ず見つかります。(構成・山田佳毅)

     ◇

 やまもと・よしのぶ 1998年8月生まれ、岡山県出身。宮崎・都城高の3年夏は、宮崎大会3回戦で敗退。2016年秋のドラフト4位でオリックスに入団。3年目の19年シーズンに、防御率1・95でリーグの最優秀防御率のタイトルを獲得した。

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