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石川)高校野球 7月11日

2020年7月12日03時00分

 石川県高校野球大会(県高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)が11日、県立野球場などで開幕した。大会を勝ち上がった先に甲子園の道はない。試合を盛り上げるブラスバンドなどの応援もない。いつもとは違う雰囲気で迎えた夏――。それでも球児たちは、勝利を目指し、一心不乱に球を追った。

     ◇

 金沢大付のエース中田晴登(3年)は初回に思わぬ不調に見舞われた。

 「いつも通り強気で、直球で押していこう」。強い気持ちでマウンドに臨んだはずが、先頭打者にいきなり四球。その後4安打を浴び、4点を許した。何度も球が浮き、狙ったコースを外した。焦りが募った。

 2年だった昨夏の石川大会。初戦で延長十回を1人で投げ抜き、チームの23年ぶりの初戦突破の立役者となった。試合を見た同級生から「野球が好きになった」と言われたのが、うれしかった。一方で、さらに勝ち上がるには、さらなる成長が必要だとも感じていた。

 この夏に向け、持ち前の制球力の高さに、球威を高めようと体力強化に重点を置いた。新型コロナウイルスによる休校期間中も、ほぼ毎朝、ランニングとダッシュ、筋トレを課した。体重は1年で8キロ増え、体格も変わった。

 「チームを引っ張っていく」。そんな決意を胸に臨んだ最後の夏。だが、最後まで常にボールが先行する苦しい投球が続いた。「思うように力を発揮できなかった。反省です」

 七回表。3連続の被安打で無死満塁のピンチを迎えた。だが、ここで気持ちが吹っ切れた。「捕手を信じて、思い切り投げた」。内野飛と併殺で、ピンチを切り抜けた。

 最後の最後に自分らしい投球ができたのではないか――。試合後、中田は「守備が助けてくれたおかげです」と謙遜したが、そこにはどこか安堵(あんど)の表情があった。=敬称略(三井新)

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