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岐阜)スタンドから 応援届けたかった

2020年7月10日09時00分

 11日に開幕する県高校野球連盟が主催する独自大会は、新型コロナウイルスの影響で無観客で開催される。グラウンドの主役が選手なら、スタンドの花と言える吹奏楽部や応援団の思いも複雑だ。

     ◇

 高校野球の応援がしたくて吹奏楽部に入ったのに、思いを断たれた生徒もいる。武義の吹奏楽部3年、服部瑚子(ここ)さん(17)は、中学生のとき高校野球を見て、「球児も輝いているけど、吹奏楽部の人たちも輝いている」と感じ、高校でも吹奏楽部の門をたたいた。

 吹奏楽部が野球の応援に行き、野球部は吹奏楽部の定期演奏会に激励に行くなど、励まし合い、高め合う関係だ。昨夏の岐阜大会では、選手に「やまと」さんがいたため、吹奏楽部が「宇宙戦艦ヤマト」を演奏して応援するなど工夫を凝らしてきた。

 最後の夏、スタンドで応援する夢は断たれた。「本当に悔しかった。当たり前にできていたことの尊さを改めて感じました」

 今、8月に予定する最後の演奏会に向けて練習に打ち込む。「野球部が最後まで力を出し切るように、私たちも最後まで音を吹ききることを心がけてきた。私たちが一生懸命練習することで、野球部にもがんばってほしいという思いを伝えたい」

     ◇

 学ラン姿でスタンドから選手たちを鼓舞するはずだった。県岐阜商応援部第69代団長で3年の田中一葉(かずは)さん(17)は悔しさをにじませながらも毎日、練習に励んでいる。

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、大声を張り上げることもできない。それでも田中さんは「いつでも最高のパフォーマンスができるように準備は怠りたくない」と背筋を伸ばす。

 あこがれの甲子園アルプススタンド。田中さんにとって、最前線で観客の顔を見ながらアルプスをまとめることができるのが応援団の醍醐(だいご)味だ。

 しかし、コロナ禍で今春の選抜大会に続き、選手権大会も中止に。田中さんにとって最後の夢舞台が断たれた。

 創部は1950年。長い間、男子のみで構成されていた。部員不足から廃部の危機もあったが、2007年からは全国的にも珍しい女子だけの応援部として再出発した。

 部員は3年生8人、2年生6人、1年生5人の計19人。田中さんは凜(りん)とした応援団の姿にあこがれて入部した。

 「選手も大変だったと思うが、自分も同じように喪失感を味わいました。独自大会や甲子園での交流試合があることに感謝し、テレビの前での観戦になると思いますが精いっぱいの応援を届けます」(山野拓郎、松永佳伸)

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