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鳥取)3校分の思いを背負って 米子・日野・境港総合

2020年7月10日09時00分

 2020年夏季鳥取県高校野球大会(県高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)の11日の開幕まで1週間を切った5日。米子(鳥取県米子市橋本)のグラウンドに色とりどりのユニホームを着た選手が集まっていた。3校の連合チームで出場する米子・日野・境港総合の選手たちだ。

 米子高専を迎えた練習試合。「ナイスバッティング」「今のよく見てたなー!」。連合チームのベンチから明るい声が飛び交う。着ているユニホームはばらばらだが、守備では学校を超えた連係プレーも披露。9対1で勝利した。

    ◇

 3校の選手たちは普段、それぞれの学校で練習に励む。選手は一番多い米子で8人、日野と境港総合は5人ずつだ。守備の要員が足りず、ネットに向かって打撃練習を繰り返す。実際にはいない守備位置の選手をイメージしながら、飛んできた打球を処理して送球する。放課後の練習は工夫に余念がない。

 連合チームの結成は5月上旬だった。昨年の秋季大会は同じく部員不足だった鳥取湖陵を加え、鳥取湖陵・境港総合、米子・日野の2校ずつに分かれて出場した。今春、鳥取湖陵には8人の選手が入部。部員不足は3校になった。

 3校が集まれば18人で、半分は控えになる。米子の選手は8人。1人でも助っ人を借りれば単独出場も可能だったが、連合チームでの出場を選んだ。「今までの経験から言えば仲間。人数が足りないんだったらいっしょに、となるのは自然な流れですよ」と、連合チームの監督も務める米子の島谷智之監督(46)は言う。3校いっしょは初めてだが、1年生大会や昨夏の鳥取大会などで2校ずつ連合チームを組んだ経験があり、お互いのことはよく知っていた。

 境港総合唯一の3年生で同校主将の中島海利も、「最初から違和感はまったくなかったですね」と話す。新型コロナウイルスの影響で、部員たちが夏に向けて顔を合わせたのは県内での練習試合が解禁された5月末だった。「練習の機会は限られたけど、一人一人をチームメートとして信頼できている」と日野の主将・西下涼(3年)。1カ月あまりが経ち、作戦は「チームを機能させること」から「勝利するためのもの」に変わった。

 連合チームのキャプテンは、米子の主将・手島璃己斗(りきと)(同)が務める。手島は「3校分の思いをしょっていることを忘れずに元気よく戦いたい」と意気込む。

    ◇

 チームは18~20日に予定されている2回戦に登場する。相手は強豪・鳥取城北だ。「城北だからこそ、みんながこの試合に注目するよ。いい顔して野球してくれるのを期待してます」。練習試合が終わり、島谷監督は選手たちにこう呼びかけた。(宮城奈々)

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