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野球部引退を選んでも「俺の教え子」 監督は誇りに思う

2020年7月9日14時45分

 川越東高校(埼玉県川越市)野球部の3年生40人は6月18日、それぞれ決断の時を迎えた。この日は、約3カ月半ぶりに全体練習が再開した初日。野球場のベンチに座る監督、野中祐之(56)に1人ずつ呼ばれ、思いを伝えた。選択肢は三つ。現役続行か、サポート役か、引退か――。

 選手権大会の中止を受け、県内で8月に独自大会が開かれるが、最後の舞台は例年より1カ月ほど遅れる。昨秋の県大会で16強入りするなど実力がある一方、進学校でもある同校。悩む球児を導こうと、野中が5月末のビデオ会議で「三つとも正解だぞ」と、この個別面談を持ちかけていた。それは「甲子園の中止も独自大会の開催も、大人が決めた。子どもたちの生の声を聞くのが指導者の責任」という監督自身の決断でもあった。

 一塁手の星野孝太(17)は、サポート役を選んだ。試合に出たいが、昨冬に腰を故障し満足な練習ができずに選手としての限界を感じていた。野球も続けたい、進路にも向き合いたい。悩んだ末に出した答えは、勉強の時間も確保できるサポート役だった。

 引退を選んだ部員もいる。彼は、甲子園出場の道が閉ざされても野球を続ける気力はあった。だが、最後は「100%の気持ちで野球ができないなら、勉強に専念すべきだ」と決めた。都内の難関私立大学を目指す彼は「引退という決断をしたからには、人より勉強で努力する」と話す。

 野中は彼らを誇りに思う。「どの道を選んでもお前たちは俺の教え子だ」

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