スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

岩手)高校野球 7月5日

2020年7月6日03時00分

 夏季岩手県高校野球大会は5日、6地区で14試合があった。花巻東や盛岡大付、一関工など13チームが県大会出場を決めた。昨夏の岩手大会準優勝の大船渡は大船渡東に敗れ、地区予選敗退となった。6日は盛岡、花巻、一関の3地区で7試合があり、県大会出場チームがすべて決定する。

     ◇

 監督と二人三脚で挑んできた高校野球が終わった。江南義塾盛岡の田沢環太主将(3年)は「監督とやってきたことが強豪に通用した部分もあった。これからも野球を続けたい」と力強く言った。

 1年の冬、1人で朝練を始めた。雫石川河川敷の学校グラウンドは照明がなく、放課後の練習時間が限られていたからだ。当時コーチだった村上宣樹監督(29)は、黙々と練習する田沢主将の姿を見かけ、声をかけた。「どうせやるなら県ナンバーワンのショートを目指そう」。2人の朝練が始まった。

 村上監督は社会人チームでショートを守り、スイッチヒッターの現役選手だ。同じポジションの田沢主将に自身の技術をすべてたたき込んだ。打球の捕球姿勢や送球、両打ちができるようにバッティングも特訓した。右打ちだった田沢主将は、左打席の成績の方がよくなるまでに成長した。

 初回、チーム最初の打者として左打席に入り、直球を見事にセンター前にはじき返すヒットを打った。その姿に「泣きそうになった」と村上監督。優勝候補相手に緊張していたベンチは一気に沸き立った。

 朝6時半から、冬も雨の日も、ほぼ毎日2人で続けた朝練だったが、今年に入り少しずつ他の部員も参加するようになった。村上監督は「彼の姿勢が周りを少しずつ変えていった。残したものは大きいです」。(中山直樹)

関連記事

アクセスランキング

注目動画

一覧へ