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福岡)高校野球 7月31日

2020年8月1日03時00分

 県高校野球連盟主催の独自大会は31日、福岡地区の準々決勝4試合があり、4強が名乗りをあげた。準決勝のカードは、九産大九州―福岡大大濠、福岡―春日となった。降雨で試合の順延が続き、連日の試合に挑んだ福岡工大城東は惜敗した。

     ◇

 「悠太朗、行ってこーい!」。5点差の八回、代打を送られた糸島・栄晋太郎君(3年)は打席に立つ大原悠太朗君(3年)に声を張り上げた。どんな時も母の言葉を胸に、チームの盛り上げ役に徹してきた。

 栄君は4人きょうだいの末っ子で、母子家庭に育った。母由美子さん(51)に迷惑はかけられないと、先輩からもらった野球道具やユニホームを使ってきた。

 高校入学後は腰痛との闘いが続き、長期間プレーできず、ベンチにも入れなかった。それでも由美子さんは「自分にできることを見つけて精いっぱいやりなさい」と応援してくれた。

 試合に出ない時も、栄君は持ち味の「声」でチームを支えた。溝口拓朗監督は「声で流れを変えられる唯一無二の存在」と、独自大会で背番号7を託した。

 七回、ピンチを背負うエース山本優太君(3年)に「大丈夫ぞー。お前に任せた」。声に気付いた山本君は力投したが、福岡大大濠の強力打線に打ち込まれ、八回コールドで敗れた。

 七点差からの逆転負け。栄君は悔しさをこらえ、笑顔を作った。写真撮影に集まった仲間の輪に駆け寄ると、泣きはらした選手たちの顔に笑顔が戻った。(川辺真改)

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