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京都)高校野球 7月31日

2020年8月1日03時00分

 夏季高校野球ブロック大会は31日、わかさスタジアム京都(京都市右京区)でBブロックの決勝があった。梅雨明けしたとみられる久々の晴天の下、好調な打線で勝ち上がってきた乙訓が鳥羽相手に序盤で得点を重ね、2チーム目のブロック優勝を決めた。

     ◇

 最高気温が34度を超えたこの日、強い日差しが注ぐマウンド上で、乙訓のエース、林翔大(しょうた)君(3年)は焦っていた。

 「ここで点を取られたら、流れが悪くなる」

 二回表。2死から、2人続けて四球を与えてしまった。今大会初めての先発。暑さで、早くも投球フォームが乱れていたのだ。

 捕手の中島舜太(しゅんた)君(3年)が駆け寄り、「打たれへんからストライクゾーン勝負で」。気が楽になったが、次打者の初球で暴投し、2死二、三塁に。そこで不思議と焦りが消えた。

 直球で2ストライクを取り、フルカウントで投げたのは、低めのスライダー。ストライクゾーンには入らないかもしれないが、相手を空振りさせられる自信があった。狙った通り、打者は空振り。この回の失点を防ぎ、チームメートとグラブ同士でハイタッチした。

 実は中学時代、鳥羽か乙訓かで進学先を迷っていた。3歳上の兄が鳥羽の野球部員だったからだ。決め手になったのは、中3の秋にあった両校の試合。秋季大会の準々決勝で延長十一回のシーソーゲームとなり、乙訓が制した。「このチームで甲子園に行く」と決意した。

 入学して取り組んだのは下半身の筋力強化。スクワットや走り込みに加え、1日3合の白米を食べて体重も5キロ近く増やした。1年生のときに129キロだった球速が、いまではマックス146キロになった。

 鳥羽とブロック決勝を戦うことになり「運命を感じた」。当然、負けるわけにはいかなかった。点は取られたが、最後まで自分らしい投球で完投勝利をおさめた。

 市川靖久監督(37)は「打者ごとの特徴に対応して、よく打ちとってくれた。初速からスピードが落ちない。今後がもっと楽しみな投手」とたたえた。

 試合後、「ホッとした」と林君。大学で野球を続けるといい、「直球で押し切れる投手になりたい」と語った。(白見はる菜)

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