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兄2人が挑んだ「東京一」の夢 弟に見せた主将の背中

2020年7月31日16時35分

 (30日、西東京独自大会 工学院大付4-2聖パウロ学園)

 聖パウロ学園の主将真野(しんの)寛太(3年)は七回裏、3番手で登板した弟の文太(2年)を、一塁の守備位置から見守った。先頭打者の打球が二塁手の前に転がる。送球がそれたが、寛太は手足を思いっきり伸ばしてアウトを一つとり、弟の初登板を支えた。

 昨夏の2回戦、左翼手だった寛太は打球を後ろにそらし、失点につながって負けた。悔しくて、夏に勝ち上がれるチームを作ろうと、主将に立候補した。

 勝俣秀仁監督に「リーダーシップは言葉ではなく、行動で示すもの」と言われ、誰よりも先に動き、声を出し、努力することを心がけた。道具の片付けはもちろん、練習中は声を出し続け、練習が休みの日も鏡の前で素振りを重ねた。

 試合前の整列を終えると「いくぞーっ」とグラウンドに叫び、真っ先にベンチに駆け戻る。守備につく時は帽子を外して深々とグラウンドにお辞儀をする。そんな姿勢は、弟とプレーしたこの日も同じだった。

 試合は2―4で惜敗。最後に整列したチームメートは、寛太と並んで全員がずっと頭を下げていた。「まとまりのないチームだった」(勝俣監督)が、いつの間にか成長していた。

 寛太は次男。長男は帝京の元野球部員で、2年前に東東京大会4強に進んだ。兄2人が挑んだ「東京一」は、三男文太に託す。「チームを引っ張るのに必要なことは見せられたと思う」。主将として、兄として、弟にエールを送った。=ダイワハウス八王子(木村浩之)

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