スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

愛知)全球場で医師が球児見守り 名市大がプロジェクト

2020年6月21日10時30分

 7月4日に開幕する夏季愛知県高校野球大会をサポートしようと、名古屋市立大学整形外科が「愛知県高校球児応援プロジェクト」を立ち上げた。名市大病院などから整形外科医を派遣し、全球場で1回戦から球児を見守る。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて迎える今夏は、病気だけでなく練習不足による体への影響の不安もある。同プロジェクトでは医療用マスク1万枚や消毒液の提供のほか、選手のメディカルチェックで県高校野球連盟と連携する。中心になっているのは名市大整形外科の村上英樹教授(51)。本人も元高校球児だ。

 金沢大付3年だった1986年夏に7番・二塁手で石川大会に出場、1回戦で敗れた。村上教授は「チームは弱かったけれど、みんな甲子園への夢を持っていた。この夏、甲子園をめざしていた子たちの落胆、失望感は想像を絶するものだと思う。なんとか応援しようと、医局みんなでやろうとなりました」。

 これまで愛知大会では看護師が1回戦から決勝まで球場で球児を見守り、準々決勝からは理学療法士が加わって試合後に投手のケアをしてきた。医師が全試合につくことはこれまでなかった。村上教授は「春に練習があまりできなかっただろうから、ケガが一番心配だと思う。熱中症も心配。整形外科にはスポーツ医学に取り組む先生が多くいる。熱中症は専門じゃないけれど、基礎的な知識はある」と話す。

 脊椎(せきつい)がんが専門の村上教授は、大学時代に準硬式野球、医師になってからも日本整形外科学会の野球大会でプレーして、2010年まで「現役」だった。4―8で敗れた高3夏の試合は2安打したものの、守備の乱れで逆転を許した悔しさも覚えている。「いまは、いい思い出の一つ。今年の3年生が、この夏の試合を楽しく振り返られればと思います」

 今大会には約60人の医師が球場に駆けつけることになっている。まだ賛同者を募っているそうで、村上教授は「みんなで応援したいと思っているので、この輪がどんどん広がっていってくれればと思う。野球以外のスポーツにも広がっていくとよいと思います」と話している。(上山浩也)

関連記事

アクセスランキング

注目動画

一覧へ