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宮城)練習試合解禁 各地で熱戦、選手喜び

2020年6月21日11時00分

 試合はやっぱり、燃える――。夏の甲子園中止に伴う独自の大会に向け、宮城県内では20日、各校が対外試合に臨んだ。高校部活の対外試合が19日に解禁されたばかり。なかには半年以上も試合から遠ざかっていたチームもあり、久々の実戦に湧いた。

 この日朝、仙台三高の野球場(仙台市宮城野区)には、仙台城南と泉館山が集まった。いずれも対外試合は昨年11月以来だという。夕方までに総当たりで3試合をこなした。

 昨秋の東北大会で4強に勝ち進んだ仙台城南。リリーフで七回から登板した高橋陸翔(りくと)君(3年)は、仙台三打線を3回無失点に抑え、打者4人から連続で三振を奪うなどの好投ぶり。21日の試合でも投げる予定なのにエンジン全開で、試合後「楽しくて、つい飛ばしてしまった」とはにかんだ。角晃司監督は「大会まであと6試合しかできない。無駄にすることなく調整していく」と話した。

 泉館山の打線を引っ張る高橋澄史君(3年)は初打席で左越え本塁打を放つ活躍。「冬場の努力の成果が出た」。昨秋にレギュラーをつかめなかった悔しさを抱えつつ、甲子園中止が決まった後も自宅で毎日200本の素振りを欠かさなかったという。

 部活は8日に再開したばかりで、1日の練習時間は1時間ほど。扇谷健監督は「体調に注意を払いながら起用していきたい」。

 仙台三の福士滉大主将(3年)は仙台城南相手に1点差で勝ちきり、「他校との試合は緊張感が違った」と振り返った。県内有数の進学校で、甲子園中止後、3年生6人は続けるか悩んだ。それでも再開した練習で楽しさを再確認。「勝てるチームになって高校野球を締めくくろう」とまとまった。「課題も多いけれど、夏までに完成させたい」と意気込む。

 新型コロナウイルス対策として、審判と監督はマスク着用で実施。試合は全チーム1勝1敗だった。

     ◇

 東北地区高校野球連盟は20日、臨時理事長会を開き、東北6県の代表校が出場する東北大会を8月に宮城県石巻市で開催すると発表した。都道府県の県境をまたぐ移動の自粛が19日に全面的に解除となったことを受けて決めたという。

 大会名は「令和2年東北地区高校野球大会」(同連盟主催、日本高野連後援)。今夏に東北6県で行う独自大会の優勝校計6校が出場する。8月9日からの3日間でトーナメント方式で行う。会場は石巻市民球場の予定だ。抽選会の日程は未定だが、宮城県高野連の運営委員が代理でくじを引く。軟式の東北大会も同じ期間に宮城県内で実施する。

 新型コロナウイルス対策として無観客が原則で、開会式は行わない。東北地区高野連の丹野高雄会長は「全国大会が中止となったことを受け、上位進出を目指し続けた部員たちの励みになればとの思いを込めての開催となる」とのコメントを出した。(大宮慎次朗)

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