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大分)明豊と大分商 夢の舞台「全力で」

2020年6月11日09時30分

 夢の舞台の門が、再び開いた。新型コロナウイルスの影響で中止になった第92回選抜高校野球大会の出場予定校による交流戦が、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で8月にあることが決まった。知らせを受けた明豊と大分商の部員たちは10日、あこがれの球場で力いっぱいプレーすることを誓った。

 明豊のグラウンドではこの日、練習開始前のミーティングで赤峰淳部長(37)が交流試合の開催を告げた。部員たちは思いがけない発表に驚いたが、表情を引き締め、いきいきと練習に打ち込んだ。

 夏の甲子園が中止になり、若杉晟汰(せいた)主将(3年)は「何を目標にやっていけばいいのか。このまま引退していくのか……」と気持ちの整理がつかない時間を過ごしてきたという。

 昨秋の九州大会で優勝し、2年連続4回目の選抜大会出場が決まっていた。昨年に続いてエースを担う若杉主将は、「1試合しかない中でも、1回でも多くエースとしてマウンドに立てるよう、1球を大切にして投げきりたい」と意気込みを語った。

 赤峰部長は、「選抜と夏の甲子園が中止になり、めまぐるしく状況が変わる中で選手たちは心を揺さぶられた。それでも前を向いて一生懸命に練習する姿に成長とたくましさを感じた。試合を開いてくれることに感謝します」と、うれしさをにじませた。(中沢絢乃)

     ◇

 「おまえたちには、1%だとしても甲子園に立てる可能性があるなら前を向いて進んでくれ、とお願いした。そんな不確かな要求を真摯(しんし)にとらえ、明るくやってくれた。誇りに思う」

 10日午後4時すぎ、大分商の渡辺正雄監督(47)はグラウンドに集まった部員たちを前に一度言葉を詰まらせた。「8月まで一緒に野球ができることをうれしく思っている。最高の舞台で持てる力を発揮できるよう、しっかり準備をしていけ」

 川瀬堅斗主将(3年)は「センバツ中止が決まって悔しい思いがあったが、可能性を信じてきてよかった。しっかり1勝して監督にプレゼントしたい」と明るい表情。「甲子園で150キロ(の速球を)を投げたいという目標をずっと掲げてきた。実現できるチャンスが来たので、がんばりたい」と、エースとしての意気込みも見せた。

 監督によると、今月に入ってようやく従来に近い内容の練習ができるようになった。チームの調子は選抜出場を控えた2月ごろと比べ40%程度という。岩崎竜也副主将(3年)は「全国えりすぐりのチームと戦えるのは気が引き締まる思い。古豪・大商の名に恥じないプレーができるようにやっていきたい」と話していた。(寿柳聡)

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