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広島)高校野球独自大会、7月11日開幕

2020年6月6日09時30分

 新型コロナウイルスの感染拡大で第102回全国高校野球選手権広島大会と、第65回全国高校軟式野球選手権県予選大会が中止となったのを受け、県高野連は5日、硬式、軟式ともに独自の大会を7月から8月にかけて開くと決定し、発表した。球児や指導者らは喜びをかみ締めるとともに、新たな目標に向かって気を引き締めた。

 この日、広島市内で開かれた県高野連定時評議員会で開催を決めた。

 県高野連によると、硬式の独自の大会は公式戦とし、トーナメント方式で戦う。7月11日に開幕し、決勝は8月8日。試合は原則土日のみで、球場によっては、1日4試合の可能性もある。予備日は8月9日。16日から県高校野球秋季リーグ戦が始まるため、雨天などで9日までに全試合を消化できない場合、途中で大会を打ち切る。感染状況が悪化した場合も中止の可能性があるという。

 組み合わせ抽選会は6月28日。選手による抽選は行わず、代理抽選とする。移動距離を減らすため、地区ごとの組み合わせが可能か検討する。シード校は設けない。

 試合会場は、例年広島大会を開く球場を基本とする。ベンチ入りメンバーは原則20人だが、入れ替えについては柔軟に検討するという。感染防止のため無観客試合とし、保護者もスタンドに入れない。控え部員は今後検討する。開会式は行わず、選手宣誓もない。

 感染防止策は日本高野連のガイドラインに準じつつ、県や関係機関と協議し、独自のガイドラインを作成。全会場でベンチ内の扇風機を常時稼働させるなど、球場ごとの対策を考えていくという。

 公式戦のため、1週間500球の投球制限を導入する。熱中症対策や選手の負担軽減を考慮し、コールドゲームや、イニング数、試合時間について、変則ルールの導入も検討するという。大会要項の発表は、来週中を目標に準備する。

 軟式の詳細な日程や球場は今後詰める。決勝は硬式と同じ8月8日で、同一球場で実施する。

 県高野連は開催の判断について「県内の感染状況は落ち着きつつあるが、警戒の手を緩めると再び感染が拡大する状況にあると聞いている。一方、3年生の練習の成果を発揮できる場を設けることは大変意義深いことと考えている」との談話を発表した。

 板森匡祐(ただすけ)理事長は「3年生がやってきたことを発揮する場を提供できた。目標を持って頑張っていただきたい。選手のみなさんは、感染予防に万全の態勢を整えて大会に入れるようにしてほしい」と話した。(成田愛恵)

     ◇

 強豪校・如水館の香本陽向(ひなた)主将は独自大会の開催を「信じてきた」といい、「あとは力を出し切るだけ」と前を見据えた。

 選手権大会の中止が決まったときは、チーム全体が落ち込んだ。しかし、「最後までやりきることが大切だ」と励まし合った。

 休校中は合宿所(寮)で暮らす部員は自宅に戻り、家族を相手にキャッチボールをするなど、「ひとり一人が意識を高めて自主練習をしてきた」。練習再開後は、他校との練習試合こそできていないが、「質の高い練習をしている。打撃を強化したい」と話した。(佐藤英法)

     ◇

 「またこのメンバーで野球できる」。広島新庄の選手たちは5日夕、宇多村聡監督から伝えられた。

 寮生活を送る部員たちは休校中、実家でそれぞれトレーニングに励んだ。チームメートとテレビ電話で会話することはあったが「会えないことも寂しかった」と下志音(しおん)主将は振り返る。

 出場が決まっていた春の選抜は中止に。夏の選手権大会の中止が決まった時は、部員同士でそれぞれの進路に向けてがんばろうと励まし合った。練習が再開された6月1日は、みんな笑顔だったという。独自大会の目標は「優勝と、3年生全員が背番号をつけて試合に出ることです」。下主将は力強く語った。(東谷晃平)

     ◇

 昨夏、15年ぶりに甲子園出場を果たした広島商。グラウンドでは、打撃やバント練習に部員らが汗を流していた。荒谷忠勝監督(43)は3年生を集めて独自大会について伝えた。「多くの方々のご支援で開催が決まった。感謝の気持ちをもって真剣勝負をやっていこう」。荒谷監督は取材に対し、「部員たちには、気持ちを新たに、優勝をめざしてがんばろうと声をかけたい」と語った。

 中島勇介主将は「中止が決まったときは3年生全員が落ち込んだが、次の日には切り替えた。全員が1番にこだわってやっていく」と誓った。(三宅梨紗子)

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