スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

千葉)部活の対外試合は8月1日再開 独自大会に影響も

2020年6月5日10時30分

 千葉県教育委員会が各県立学校に対し、部活動の対外試合の再開時期を8月1日とする方針を示していることが4日、分かった。新型コロナウイルスの影響で、全国高校野球選手権大会や全国高校総体の中止が決まり、県内の各競技団体が開催を模索する独自大会にも影響を与えそうだ。

 県教委が出した2日付の通知文には「7月31日までは対外試合(公式戦・練習試合等)、合同練習、演奏会等については無観客であっても行わない」「8月1日以降は実施可能とする」と記載されている。県立学校とともに県内の各市町村教委にも同様の対応が求められるため、中学校も含め、影響は全県に及ぶ。

 対外試合の再開時期について、県教委の担当者は「長期の休校期間中、部活動もなく、落ちた体力を取り戻すためには、部活動の再開から1カ月程度は必要と判断した」と説明。「練習を積めていない中で試合をすると、けがや熱中症になる危険性が高くなる」としている。

 根拠としたのは、千葉大医学部付属病院などがまとめた「新型コロナウイルスから体育・スポーツを安全に再開するためのガイドライン」。スポーツを再開してから、制限なしの激しい運動ができるのは、分散登校開始から5週目以降と示されている。

 県教委が5月22日に出した通知では、部活動の再開時期は今月15日。体力を戻す期間を1カ月とすると、7月中旬には対外試合を再開できる計算だ。しかし、7月中下旬は1学期の期末試験が予定されている。県教委は「試験に影響が出るのは避けたかった」という。

 日頃の練習の成果を発揮する場を失った高校生のため、県内では県高校体育連盟が県高校総体に代わる大会について「検討中」という。県高野連も8月に独自大会を開く方針を表明し、森田健作知事は28日の定例記者会見で「いい形で支援したい」と協力する考えを示していたが、県教委体育課は「進路への影響や安全面に十分配慮して、判断してほしい」としている。

     ◇

 県内の高校の選手や指導者からは、戸惑いの声が漏れた。

 「独自大会が本当に開催されるか心配です」。県北部の野球部の主将(3年)はこう話す。夏の甲子園と千葉大会の中止が決まってから「独自大会で悔いなく終われるよう、気持ちを切り替えた」という。

 昨年11月から半年以上、対外試合ができていない。「試合をしないと感覚は戻らない。独自大会で力を出し切れるか……」

 県高野連は5月22日、8月の「なるべく早い時期」に独自大会を開催するという方針を表明した。8月20日から秋季大会の地区予選が予定されており、独自大会の期間は限られる。日程をやりくりし、今月16日に大会概要を公表する予定。

 独自大会までに10試合以上の練習試合を予定していたという千葉市内の野球部監督は「最も暑い期間に練習試合をさせなければ、逆にけがのリスクが高まる」と話す。

 一方、東京都高野連は独自大会を7月18日からトーナメント方式で開催する方針を示している。

 高校総体が中止となり、独自大会を期待する県西部の陸上部顧問は「いきなり公式戦をやってもけが人が続出する」と心配する。県教委の通知では当面の間、活動は平日午後4時半までと制限されており、「試合の前に、練習時間が確保できるような対応をとってほしい」。

 千葉市内のバレーボール部の顧問は「受験がある3年生にとっては厳しい日程」。近隣校が集まっての引退試合を、7月中に開く方向で検討していたといい、「もう少し早くしてほしい」と話した。(寺沢知海、福冨旅史)

こんな特集も

関連記事

アクセスランキング

注目動画

一覧へ
バーチャル高校野球ではアンケートを実施しています

本日の甲子園交流試合

注目の情報