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熊本)県高野連が独自の大会開催へ 7月~8月上旬

2020年6月5日09時30分

 新型コロナウイルスの影響で第102回全国高校野球選手権大会が中止になったことを受け、熊本県高校野球連盟は4日、常任理事会を開き、独自の県大会を開催することを決めた。軟式野球大会も開催する。原則として、7月~8月上旬の土日祝日に無観客で試合を行う。

 詳細な試合日程や試合形式は、11日の運営委員会で決定する。抽選会は6月18日の予定で、各校の責任教師と主催者が行い、選手は参加しない。また開会式は行わない。球場はリブワーク藤崎台球場(熊本市)や県営八代球場(八代市)などを使う見込み。

 大会中は全選手への検温のほか、ベンチやスタンドの消毒などの感染防止対策を取る。熊本県からの感染症対策のガイドラインに従い、無観客試合を想定しているが、今後規制が緩和されれば、部員や保護者の入場についても検討する。日程を週末などに限ったのは授業時間を確保するため。

 県高野連が加盟校から集めたアンケートでは、ほとんどの学校が開催に前向きな姿勢を示した一方で、球場への移動に伴う感染リスクや、就職活動の日程と近くなることを不安視する指摘もあったという。

 工木雄太郎理事長は「参加した人たちが、一生忘れないような大会になってくれれば」と話した。(井岡諒)

    ◇

 独自大会の開催が決まった4日、県内の野球部関係者からは喜びや安堵(あんど)の声が上がった。

 「独自の大会があると信じていた。3年生に最後の舞台を用意することができてよかった」。熊本国府(熊本市中央区)の斎藤健二郎監督(71)は県高野連の決定を歓迎した。

 昨秋の第145回九州地区高校野球熊本大会で優勝し、その勢いに乗って今夏の甲子園をめざしていた。だが、熊本市内で相次いで感染者が確認された3月末から部活は休止。6月に練習を本格的に再開するまでは自主練習で、斎藤監督は部員がLINEで送ってくる打撃や投球の動画を見ては、アドバイスを返信するしかなかった。

 同日夕の練習前、県高野連からの連絡を部員約90人に伝えた。西森聖優(しゆう)主将(17)は「大会があるか最初は不安だったが、素直にうれしい。秋季大会の王者というプライドを持って、優勝目指して練習したい」と話した。

 ただ、今夏の第102回全国高校野球選手権大会と地方大会の中止が決まった5月以降、燃え尽きてしまった部員もいるという。斎藤監督は「モチベーションの維持と同時に、コロナの感染防止策も必要なので、練習の段取りが難しい」と今後のチーム作りの課題を口にした。

 県内実力校の一つ、八代(八代市)では、この日の練習後に部員へ独自大会の開催が伝えられた。清崎剛監督(47)によると、3年生から「次の大会に向けて頑張りたい」と喜びの声が上がったという。「部員たちに明確な目標が出来たので気持ちも前向きになったはず。練習期間が1カ月しかなく不安な面もあるが、みんなで力を合わせていきたい」と述べた。(井岡諒、屋代良樹)

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