スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

島根)独自大会の開催方針決定 無観客で実施 県高野連

2020年5月27日09時30分

 全国高校野球選手権大会と島根大会が新型コロナウイルスの影響で中止となったことを受け、島根県高校野球連盟は26日、理事会・運営委員会で独自のトーナメント大会を開催する方針を決定した。開幕は7月17日で、決勝は8月4日。無観客で行う。

 県高野連の吉川靖会長は会終了後に取材に応じ、「県内で5月2日以降新たな感染者が出ていないことや、25日から県立高で部活が再開したことなどが開催の判断につながった」と説明。開催への反対意見はなかったという。

 日程は7月17日~8月4日のうち9日間で、学業への影響を考慮し、主に土日祝日に行う。会場は県立浜山球場(出雲市)と松江市営野球場と県西部の球場の計3球場。移動や宿泊が最小限になるよう、1、2回戦は地区ごとに行うという。生徒や保護者は会場には入れず、原則無観客とする。開会式も行わない。

 大会名は「令和2年度島根県高等学校夏季野球大会」。組み合わせ抽選会は、6月20日に出雲商業で責任教師のみで実施する。

 大会期間中、部員が感染した場合は大会を中止する。また、3校以上が休校になった場合も大会をとりやめる。

 県教育委員会は県立学校に対し、部活動を当面の間、登校日の1時間程度に制限しているほか、公式戦を含む対外試合も自粛を求めている。こうした点も考慮し、県高野連は開催するかどうかの最終判断を6月20日の責任教師会に持ち越した。吉川会長は「県の指針で対外試合が認められないと、大会はできない」と述べた。

 今後、独自大会開催に向けたガイドラインを作成した日本高野連と調整の上、大会の詳細についても詰める。(清水優志)

 独自大会の開催方針が示されたことに喜びの声が上がった。

 「素直に、すごくうれしいです!」。益田東高校(益田市)の白木絢大(あやと)主将(3年)は、こう声を弾ませた。夏の甲子園に4回出場した強豪。甲子園の中止決定に動揺も大きかったというが、ミーティングを重ねて、独自大会に向けて気持ちを切り替えて練習に励んできた。白木主将は「指導者の方々や地域の人たち、そして両親にプレーを通して感謝の思いを伝える場ができた。やってやるぞ、という気持ちです」。

 大庭敏文監督は「うれしいね。独自大会は選手たちにとって一つの区切りになる。ゴールがない中で頑張り続けるのは難しいから。これから一層気持ちを入れてがんばってくれると思う」と話した。

 春の選抜大会に21世紀枠で出場予定だった平田高校(出雲市)の植田悟監督は「独自大会を要望していたので、ほっとしている」と喜んだ。

 学校が再開した25日から本格練習を開始した。選手たちは一様に明るく元気だという。しかし、甲子園中止決定後のミーティングでは、涙を流す選手が多くいた。植田監督は独自大会の可能性を念頭に「新しい目標に向けてスタートしよう」と語りかけてきたという。

 部活動が出来ない期間は自分でトレーニングをするよう指導してきたが、1年生を中心に思ったほど成果が上がっていないといい、「基本的な練習からまず取り組みたい」と言う。3年生にとって独自大会は最後の大会になるとみられる。「決まったことに向かって全力で準備をして臨みたい」と決意を述べた。

 隠岐高校(隠岐の島町)の渡部謙監督は「率直にうれしい。とにかく3年生に試合をさせてやりたかった」と喜んだ。昨夏は選手14人で出場。秋以降の新チームは選手9人がそろわなかったが、この春に1年生9人が入部し、ようやく試合ができるようになったという。「県大会で勝ち上がることがチームの目標。『これでもう一度挑戦できる。あきらめずにやっていこう』と部員に伝えたい」と話した。(浪間新太、奥平真也、長田豊)

関連記事

アクセスランキング

注目動画

一覧へ