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栃木)甲子園、地方大会も中止

2020年5月21日11時00分

 高校球児の憧れ、全国高校野球選手権大会と栃木大会が20日、新型コロナウイルスの影響で中止に決まった。全国的に休校や部活動の休止が長期化し、断念した。夏をめざしてきた各校の監督や選手からは深いため息と落胆の声が聞かれた。

 20日夕、県高野連の藤田光明理事長が宇都宮工で報道各社の取材に応じた。

 藤田理事長は大会中止について「生徒は休校となった3月からほとんど練習ができず、春の選抜大会もなく、そしてこの結果になってしまい残念だ。生徒たちがかわいそうだ」と話した。独自大会については28日の臨時理事会で議論し、遅くとも6月前半には結論を出したいという。

 藤田理事長は「3年生には何かしらの試合の場をつくってあげたい。ただ、現状や安全面の確保から、大会を開くことは簡単ではない。慎重に様々な点を考慮して検討していきたい」と語った。

 昨夏、甲子園に9回連続での出場を果たし、全国優勝の経験もある作新学院。小針崇宏監督は報道陣の取材に電話で応じた。「インターハイ(全国高校総合体育大会)も中止となり、高校野球も厳しい状況と感じていた。ようやくこれから良いチームになっていくところだった。甲子園は大きな目標だった」と残念がった。「選手には、これからも野球をやっていく意味を伝えていきたい」

 3年の鈴木蓮(れん)主将と横山陽樹選手もオンラインで取材に応じた。鈴木主将は「休校が続き、なかなかチームメートの顔が見られず、コロナの怖さを実感する日々だった。甲子園に出たいと思ってやってきて得たものを、これからも生かしていきたい」。横山選手は「高校野球がどのような形で区切りがつくかまだ分からないが、何らかの形で引退の大会のようなものができればと願っている」と話した。

 宇都宮南監督として夏2回、春1回、甲子園に出場した宇都宮の篠崎淳監督は「残念だが、生徒たちの健康を考えると仕方ない。甲子園はあくまで目標の一つ。生きる目的ではない。3年生には何らかの形の試合を設けてあげたいと思うが、それに向けて最後まで練習を続けて頑張ってくれるだろう。その姿を後輩にみせてほしい」。

 県立高校などは3月2日から休校に入り、4月の春季県大会も中止になった。現在も休校中のため、各学校とも部活動がほぼできない状況が続いていた。緊急事態宣言が解除され、県立高校は6月1日から通常登校となり、部活動も再開される。個人トレーニングはできても、守備や打撃、投球練習は十分にできず、試合形式の練習をするには数週間はかかりそうだという。(中野渉、平賀拓史)

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