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LINEグループは40個 超先進的なオンライン野球部

2020年5月13日20時45分

 新型コロナウイルスの影響で休校が続き、全国の高校球児が活動できずにいる。インターネットツールを用いた「オンライン部活」などでの試行錯誤が続くなか、先を行く野球部があった。

 「この期間だからといって何か特別に変えたことはない。戸惑いはなかったです」。こう語るのは、4月17日から休校が続く広島・武田の岡崎雄介監督だ。

 プロ野球オリックスに育成2位で今季入団した152キロ右腕の谷岡楓太(ふうた)が育った私立校。広島県東広島市の山間部に学校やグラウンドがあり、寮生が大半を占めていたが、休校を受けてほとんどの部員が帰宅している。

 武田の特徴は、練習時間だ。寮での食事や学習時間、就寝時刻の兼ね合いから、平日夕刻の全体練習は約50分間だけ。シーズンオフが絡む11月から1月までの3カ月間は、35分間だった。強化には、自主練習が欠かせない。

 限られた練習環境を補っているのが、学校から全生徒に支給されるタブレット端末だ。普段から休み時間などに端末のアプリを使って技術指導や動作解析、トレーニング方法を共有し、インターネットツール上でコミュニケーションをとってきたため、「オンライン部活」の素地はできていた。

 「LINEの使い方が特徴的だと思います」と岡崎監督は言う。グループ機能を使い、学年、ポジション、課題、トレーニング方法といったテーマごとに「部屋」を設けている。その数、約40グループ。約80人の部員が自らの目標や課題に沿った「部屋」に自由に出入りし、指導者が投稿した動画や情報を見て学ぶ。自らのトレーニング動画をアップして指導を仰ぐこともできる。休校中でも変わらない練習スタイルだ。

 一方で、授業で使っている「Zoom」などのウェブ会議システムを、部活動では利用しないという。「全体でのテレビミーティングは、時間の搾取になってしまう。オンラインは、いつやってもいい、自主練習のような『緩さ』があった方がいいんです」

 指導のコツを尋ねると、「求め過ぎないことです」と返ってきた。「やってほしいことは提示しますが、深く追いかけ過ぎないようにしています。選手の『やらなきゃ』や指導者の『なんでやらないの?』という気持ちは、それぞれストレスになってしまう。子どものやる気に、いかに材料を提供できるか。環境を整えることが大事です」

 武田の休校は今月22日まで続く予定だ。「逆に伸びるチャンス。休校期間が終わって集まってきたときにパフォーマンスが一気に上がる子たちがたくさん出てきてくれると思う。楽しみです」と岡崎監督。部員と再会する日を待ちわびている。(小俣勇貴)

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