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「もうだめだ」思ったときの一冊 松山商・大野康哉監督

2020年5月19日11時09分

 ■一冊入魂「ムダなことなどひとつもない」(酒井雄哉著)

 この春、愛媛県内の異動で、今治西から松山商に赴任しました。初めてグラウンドで指導をする予定だった日に、部活動の自粛が決まりました。

 先が見通せないけれど、心配しても仕方ない。今、この瞬間に何が出来るのかを考えよう。この本は、地球1周分を歩き、拝む千日回峰行を2度成し遂げた大阿闍梨(だいあじゃり)・酒井雄哉さん(故人)が、難しい局面での心の持ち方を教えてくれます。

 今治西で監督をしていたとき、選抜大会の出場を控えた期間に、僕が部員へしてしまった暴力で3カ月の謹慎処分を受けました。その時に、知り合いからもらったんです。僕の謹慎と、現在の状況では重みが違いますが、「この先、どうなるんだろう」と見通しが立たないなか、「今日、できることをやっていこう」という気持ちになることができれば、行動が変わると思うんです。

 不安で「もうだめだ」と思ってしまう気分になったときに、読んでほしい。本の中にこんな一節があります。「今日の自分は、今日でおしまい」。今からの自分は、自分で決められる。この期間も決して無駄じゃないと思える時間を、過ごしてほしいと思います。(聞き手・高岡佐也子)

 〈おおの・やすや〉 2005年から、選手時代に主将を務めた母校の今治西監督に就任。春夏通算11回甲子園に出場した。教え子に熊代聖人(西武)ら。松山商では、選手とともに寮に住み込む。48歳。

     ◇

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で高校球児の多くが、満足に練習できないでいる。体を動かせないときは、頭を鍛えよう。指導者たちが、魂を込めて君たちに贈る一冊。『一冊入魂』

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