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センバツの目標を失っても…出場校になった事実は残る

2020年3月11日19時23分

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 ■選抜高校野球大会中止

 無観客試合での開催を模索してきた主催者が、ついに断念を発表した。

 当初は「2週間」とされた政府の大規模イベント自粛要請が、開幕予定日以降まで延長された。無観客であっても選手周辺へのリスクがなくなるわけではない。球児の夢を実現させてあげたいと努力を続けたが、その球児の健康と安全を守ることができるのか。つらい決断となった。

 阪神・淡路大震災が起きた1995年。開催の是非に悩む主催者の背中を押したのは、貝原俊民・兵庫県知事の言葉だった。「桜の咲く頃には、被災地にも、明るいニュースが必要でしょう」。地元の理解を得た上で、発生から1カ月後に開催を決断した。

 今回はしかし、状況が改善する兆しが見られない。日本中が様々な制約を受けながら、政府や自治体の要請に協力している。高校野球だけが夢の実現に突き進むわけにはいかなかった。

 ただ、32校が第92回大会の出場校になった事実は残る。選手権大会でも全国大会だけが米騒動で中止となった第4回大会(1918年)は、地方大会を勝ち抜いた代表校の記録は、全国大会の出場回数としてカウントされている。

 32校の球児へのフォローも検討したいという。「何らかの形で甲子園の土を踏ませてあげたい」と日本高野連の八田英二会長は言った。例えば、夏の選手権大会で何かイベントを計画する手もあるだろう。

 今度はみんなで知恵を絞って、彼らを元気づける方法を考えていきたい。(編集委員・安藤嘉浩)

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