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大阪)夏の大阪大会にシード制初導入 球児の危険予防に

2020年2月23日09時30分

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 大阪府高校野球連盟は22日、今夏の第102回全国高校野球選手権大阪大会(朝日新聞社、府高野連主催)から新たにシード制を導入すると発表した。これまで全国の地方大会でシード制が採用されていなかったのは大阪だけだった。

 日本高野連によると、地方大会の運営方法は各都道府県の高野連が独自に決める。

 シード権は、春季近畿地区大会府予選でベスト16入りしたチームに与えられる。シードのランク付けはせず、いずれも2回戦からの登場で、3回戦までシード勢同士は対戦しない。府高野連の伊原登・専務理事は「高校野球は教育の一環であり、どのチームも公平にという考えでシード制は採用してこなかったが、選手の危険予防を優先させることにした」などと導入の理由を説明した。シード制のあり方については3年後に改めて検討するという。

 競技人口の減少で、府内でも連合チームやベンチ入り上限の20人に満たないチームが増えつつある。昨夏の大阪大会では2回戦で59―0(5回コールド)と大差がついた試合もあった。シード制導入は、試合中の事故や近年の猛暑による選手の体調不良などを防ぐため、実力差が大きいチームの対戦を回避させるのが主な目的だ。伊原専務理事は「少なくとも1勝したチームがシード校と対戦すれば、実力の差を小さくできるのではないか」と話す。

 昨夏は174チームが参加した大阪大会。甲子園出場まで最大8試合を勝ち抜くことが必要だ。シード制がないため、大会序盤に注目カードが組まれることもあった。2015年の第97回大会では、大阪桐蔭と履正社が初戦の2回戦で対戦。強豪同士の初戦対決を見ようと、舞洲球場(現大阪シティ信用金庫スタジアム)のスタンドに多くの観客が詰めかけた。

 大阪大会は大阪市の中央大通を境に府内を南北に分けて3回戦までは北地区と南地区でそれぞれ抽選し、4回戦以降は南北をあわせて改めて抽選している。春季府予選の結果次第では南北でシード校の数が偏る可能性もある。

 今夏の大阪大会は7月11日に開幕の予定。伊原専務理事は「シード制によって一つの大きな転換を迎える。加盟校には引き続き安全確保や危険防止を呼びかけていきたい」と話した。(辻健治)

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