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注目された「最後の1枠」と「負け方」 選抜選考経過

2020年1月24日20時53分

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 ■高校野球選抜大会の選考経過

 一般選考は各地区とも上位校が選ばれ、「逆転」は起きなかった。注目されたのは、「最後の1枠」だ。

 関東・東京では、まず関東4強と東京王者が選ばれ、最後の1枠を関東5番手とされた花咲徳栄(とくはる)と、10年ぶりの出場を狙った東京2位の帝京が争った。井上明選考委員長は、「(実力的に)大きな差はない。実際、対戦するとどうなるか分からない」としたうえで、「投手力を含めた総合力で花咲徳栄にやや分があるという意見でまとまった」と述べた。

 帝京の7試合19失点に対し、花咲徳栄は9試合11失点と安定。さらに東京大会決勝で、帝京の持ち味の打線が無得点に終わったことに言及し、「力を発揮できなかった」とした。

 他地区でも、総合力に加えて注視されたのは「実力を出し切れたかどうか」だ。敗れた試合での戦いぶりが明暗を分けた。

 中四国の最後の1枠は、中国4強の広島新庄の方に、四国4強の岡豊(おこう)との比較で軍配があがった。井尻陽久選考委員長は、広島新庄が中国大会準決勝で優勝校の倉敷商と延長戦を戦ったことを評価。岡豊はコールド負けだった。東海の3枠目は4強同士の争いに。準決勝で接戦を演じた加藤学園が、コールド負けした藤枝明誠を上回った。

 21世紀枠は近畿以西の西日本から、未就学児への野球普及に取り組む平田が選出された。東海・北信越以東の東日本からは、実習などで全体練習の時間が限られている帯広農。最後の1校は、昨秋の台風19号で被災した地元の復旧ボランティアに取り組んだ磐城(いわき)だった。高専初の甲子園出場を目指した近大高専は補欠校にまわった。八田英二・日本高校野球連盟会長が「多彩な顔ぶれ。選抜にふさわしい」と評する一方で、「何を重視するかにより評価が変わってしまう。難しいと感じた」と坂井信也委員。20年目を迎えた21世紀枠の選考基準は、多様化している。(小俣勇貴)

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