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島根)21世紀枠で悲願の甲子園、平田高関係者に喜び

2020年1月25日09時00分

 春の選抜高校野球の出場校を決める24日の選考委員会で、平田高校(出雲市平田町)が21世紀枠で悲願の甲子園初出場を射止めた。昨年も候補になったが補欠校に終わって悔しい思いをしただけに、待ち望んだ吉報を受け取った学校や卒業生らに喜びが広がった。

 午後3時過ぎ。校長室の電話が鳴り、坂根昌宏校長(59)が緊張した表情で受話器をとった。「ありがとうございます」と坂根校長が笑みを浮かべて答えると待機した教員や卒業生らから大きな拍手がわいた。

 坂根校長はすぐにグラウンドで待つユニホーム姿の野球部員に出場決定を報告。保科陽太主将(2年)は「あこがれの地で大好きな野球を精いっぱいやって校歌を歌いたい」とあいさつした。坂根校長がこの後、教室の窓際に集まった在校生にも甲子園の出場を伝えると、歓声が上がった。

 野球部員の水(みず)颯汰君(3年)は「夢がかなった。甲子園に応援に行きたい」と興奮気味。野球部員の母親の三島美保さんも「うれしいのひと言。甲子園では平田らしくはつらつとプレーしてほしい」。剣道部の荒木一翔君(3年)は「部活仲間としてうれしい。ぼくらも励みになる。学校を自慢したくなります」と喜んだ。

 21世紀枠は、野球の実績以外に困難な状況を克服して文武両道を実現したり、他校の模範となる活動をしたりしていることが重視される。平田は地域の子どもたちを相手に野球教室を開き、部員が野球の楽しさを教えるなど地域振興に長年貢献してきたことなどが高く評価された。

 同窓会組織の「暁星会」会長の山下壮一さん(75)は「野球部が地域の活性化にも熱心に取り組んできたことが認められたのだろう。支えてくれた地元の人たちへの恩返しになった。自分は在学中は応援団長だった。甲子園で久しぶりの団長をやりたいね」と相好を崩した。

 甲子園で審判経験がある野球部OBの中島泰久さん(84)も「平田の野球部員が甲子園の青い芝生でプレーするのを見るのが夢だった。生きてきてよかった」と涙ぐんだ。(杉山高志)

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