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岡山)伝統校・倉敷商、8年ぶり甲子園

2020年1月25日09時30分

 倉敷商が24日、第92回選抜高校野球大会への出場を決めた。甲子園は春夏出場の2012年以来で、春は4回目となる。近年、あと一歩で甲子園を逃してきた伝統校。久々の知らせに、グラウンドは歓喜に包まれた。(榧場勇太、小沢邦男)

 午後4時前、倉敷商グラウンドにはユニホーム姿の部員が整列し、知らせを待った。連絡を受けた川井敏之校長が「(出場決定の)電話を受けました」と報告すると、顔をほころばせて控えめに喜んだ。

 主将の原田将多君(2年)が代表してあいさつ。「感謝の気持ちを忘れず、一球一球に集中し、ベスト4の目標を成し遂げられるよう頑張ります」と緊張した様子で語った。

 その後、原田主将を全員で胴上げしたり、「絶対勝つぞ」のかけ声に合わせてガッツポーズをしたりして喜びを爆発させた。

 昨夏以降、指揮を執る梶山和洋監督(32)は同校OB。「喜ぶのは今日まで。全国で戦える力をつけて、甲子園では今まで悔しい涙を流した選手たちの思いも背負って戦いたい」と表情を引き締めた。原田主将は「守り抜く伝統の倉商野球と、積極的な攻撃を融合させて甲子園で勝利したい」と語った。

 近年、あと一歩で逃し続けた甲子園。グラウンドには母校の「復活」を喜ぶOBの姿もあった。

 原田主将の父浩司さん(49)もその一人。1988年夏の甲子園に出場した時の内野手だ。この日は有給休暇をとって駆けつけたという。「親子の夢だった。自信を持って堂々とプレーして欲しい」とエールを送った。

 「あと1勝がどれだけ大変なことか分かった」。主将の原田君が振り返るように、昨夏の悔しい負けから新チームはスタートした。岡山大会決勝、1点が届かなかった岡山学芸館戦だ。

 この決勝のイニングスコアを、梶山監督は部員に毎日配る「練習メニュー表」に必ず載せる。「最後に勝てるチームにしたい」との思いからだ。

 トスバッティングを練習メニューに加え、打撃力を強化。伝統の堅守と犠打などの小技に加え、攻撃に積極性が生まれた。秋の県大会は決勝で創志学園に敗れたものの、チームはそこからさらに成長。中国大会は4試合とも接戦となったが、粘り強さを発揮し、創部88年で初めての中国大会制覇を果たした。

 投手陣では、右腕・福家悠太君(2年)から左腕・永野司君(1年)への継投が必勝パターン。2人は同じ中学の出身で、小学校でも同じ少年野球チームでプレーしたという。

 福家君は三塁手と兼任で、投手としての練習を本格的に始めたのは昨年秋から。「任された場面でしっかりと力を出す。制球は負けない。選抜大会までの間も、2人で切磋琢磨(せっさたくま)を続けて甲子園のマウンドに臨みたい」と強い思いを語った。

 ■倉敷商の主な戦績

▽県大会

準々決勝 14―2関西(6回コールド)

準決勝  5―1金光学園

決勝   5―9創志学園

▽中国大会

1回戦  2―0境(鳥取)

準々決勝 10―9矢上(島根)(延長11回)

準決勝  7―4広島新庄(延長11回)

決勝   9―7鳥取城北

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