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三重)近大高専、選抜出場ならず 甲子園への夢は夏へ

2020年1月25日10時30分

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 24日に決まった第92回選抜高校野球大会の出場校。「21世紀枠」の候補校の一つだった近大高専(三重県名張市)は、残念ながら選ばれなかった。「高専初の甲子園」を合言葉に吉報を待ったが、その思いは届くことなく、部員たちは肩を落とした。

 この日午後3時過ぎ、出場校から漏れたことが決まると、村田圭治校長が食堂で待機していた部員たちに報告した。部員たちは悔しそうな表情を見せていた。重阪俊英監督は「詰めの甘さをしっかり鍛え直して、この経験を強さに変えて頑張っていこう」と部員たちに語りかけた。

 将来は技術者をめざす部員が多い。授業や資格取得のための補習で、すべての部員が一斉に練習を始められる日は週1日しかない。グラウンドは高専の大会に出場する4、5年生と併用し、雨天時に使う屋根付きの練習場は陸上部と場所を分け合って使う。

 部員たちは、早朝や夜間の練習、個人練習を重ねて着実に成長してきた。昨秋の三重県大会では、強豪の三重、津商を破り、初優勝を飾った。東海大会は初戦で、選抜出場を決めた加藤学園(静岡)と対戦。このとき近大高専は本塁打2本を放ち、接戦を繰り広げたものの、延長の末に4―5で惜敗した。

 小中学校の学習支援などに取り組むボランティアサークルに加入している部員も多い。こうした部外での地域貢献活動や、ものづくりの一線で活躍する人材育成をする高専の場でスポーツにも力を入れていることなどが評価され、東海地区の21世紀枠の候補校に。ここまで初の甲子園出場に希望をつないできた。

 田島大輔主将(2年)は「悔しい気持ちをバネにして、夏こそ夢の舞台の甲子園に行けるように練習していきたい」と話していた。(大滝哲彰、森直由、吉住琢二)

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