スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

中京大中京、無失策の堅守 目標通り「秋の日本一」に

2019年11月20日17時09分

シェア

 (20日、明治神宮野球大会決勝 中京大中京4―3健大高崎)

 1点リードの六回、救援した中京大中京のエース高橋宏斗(2年)は先頭に四球を与えて、感じた。「直球が走らない」。最速148キロの右腕は、すぐにスイッチを切り替える。投球の軸を、「自信がある」という直球から変化球へ。仲間を信頼して投げ始めた。

 中京は、中学時代に全国区の選手だった捕手の印出(いんで)太一や中堅手の西村友哉ら2年生が、1年時から主力として経験を積んできた。「自分たちに力があることは分かっていた」と高橋宏。特にセンターラインに安定感があり、ここまで無失策。だから、「自信を持って投げました」。

 変化球を低めに集め、直球は丁寧にコーナーへ。三振は一つも奪えなかったものの、野手の好守に支えられ、無安打投球。1点のリードを守り抜いた。

 新チームの発足後、掲げたテーマは「神宮優勝」。入学以降、甲子園に縁はなかったが、選抜出場より大きな目標を定めた。高橋源一郎監督が思い出す。グラウンドのトイレの壁にある貼り紙に新たなものが加わったという。「何かの裏紙に誰かが『神宮制覇』と書いて貼っていた。もうちょっといい紙にかけばいいのに」と笑う。「目標を共有しながら、よくやってきた」とも。主将の印出が言う。「僕たちは甲子園に出るのが目標ではなくて、日本一を常に目指しているチームなので」

 打力で全国の頂点に立った2009年夏から、10年。全国選手権で歴代最多の優勝7度を誇る古豪は今夏、23年ぶりにユニホームを伝統の「立ち襟」に戻した。「新しい中京を全国に見せたい」と高橋宏は言う。全3試合で無失策。堅守という強みを見せ、宣言通りの「秋の日本一」だ。(小俣勇貴)

話題の記事

スポーツブルアプリアイコン