奈良)天理4強で幕を閉じる 中京大中京にサヨナラ負け

2019年11月19日03時00分

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 第50回記念明治神宮野球大会は18日、高校の部準決勝があり、近畿代表の天理は中京大中京(東海・愛知)に9―10でサヨナラ負けを喫した。2014年の前回出場の初戦敗退を上回るベスト4の結果を残した。

 ■集中 7番が3本塁打 河西陽路君(2年)

 八回裏に逆転を許し、一気にピンチに立った天理。九回表2死走者なしと追い込まれ、打席には7番の河西陽路(ひろ)君(2年)。強く振り抜いたままのポーズで、打球を視線で追った。

 ボールは弧を描き右翼席へ。1試合で3本目の大会新記録となる本塁打となった。

 直前の近畿大会では、サヨナラのかかった打席でも笑顔を見せる姿が印象的だった河西君。この日は、3本塁打目を放っても、グラウンドでの笑顔は少なかった。

 「集中していて、九回は(笑顔を)意識していても出なかった」。表情を引き締めたまま、一塁の守備位置に就いた。

 今秋の近畿大会までは背番号が「13」。1年生でベンチ入りしていたが、今春からの有力な1年生の加入やバッティングの不調が続き、「自分らの代なのに2桁なのは複雑な気持ちだった」。懸命にバットを振り込み、試合ごとに結果を出して、今大会から「3」を背負った。

 3本塁打でも、試合には敗れた。「冬の課題は守備力。バッティングもそうだけど、自分に足りない部分だから」。謙虚に春を見据えていた。(平田瑛美)

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