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中京大中京、エースが快投 相手名将「当たりたくない」

2019年11月17日16時42分

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 (17日、明治神宮野球大会高校の部 中京大中京8―0明徳義塾)

 鮮烈な全国大会デビューだった。中京大中京のエース右腕・高橋宏斗(2年)が七回を被安打4で零封。快投に、対戦した百戦錬磨の名将もうなった。

 チームの初陣だった。一回、いきなり先頭に左翼へ二塁打を許した。「初戦で力が入っていたが、あれでちょっと抜けた」。自分のリズムを取り戻し、威力のある直球を投じていく。自己最速に並ぶ148キロで三振を奪うなどし、無失点で切り抜けた。

 中盤を過ぎても、球威は衰えなかった。毎回の10奪三振。打球が外野へ飛んだのは3度だけだった。

 全国選手権史上最多7度の優勝を誇る名門に入って、1年半。甲子園に縁はなかったが、潜在能力は全国屈指だ。身長183センチ。長い右腕を思い切り振り、テンポよく投げた。

 明徳義塾の馬淵史郎監督は、一塁側のベンチからじっと見ていた。敗戦後、「今大会ナンバーワンじゃないでしょうか」と語った。報道陣から横浜高で春夏連覇を果たした松坂大輔との比較を尋ねられ、「ストレートはこっちがいいねえ」と真顔で答えた。

 特に評価したのは、直球の軌道だ。「クロスファイア気味で、右打者が遠く感じる。1球目をあのストレートで気持ちよく投げられたら、こっちが『負けやな』という感じになってしまう」。来春の選抜大会を見据えて、「もう一度中京とやれと言われたら、僕は当たりたくない。くわばらくわばら」。

 試合後、中京大中京の高橋源一郎監督からあいさつを受けると、「あのピッチャーはいいよ。大事にせえよ」。高橋監督は、「うれしいが、身が引き締まる思い」と恐縮しきりだった。

 高橋宏斗自身は松坂との比較に、「僕はそんなレベルに達していない」と即答した。ただ、高い目標は持っている。「同世代に150キロを出している選手がいるので、155キロを出したい。目標は世代ナンバーワン投手。まずは神宮で優勝したい」

 中京大中京は18日午前11時から、天理との準決勝を戦う。(高岡佐也子、小俣勇貴)

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