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天理、打でねじふせる 立役者は5打点・めがねの1年生

2019年11月16日16時24分

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 (16日、明治神宮野球大会高校の部 天理8―6仙台育英)

 計4本塁打が飛び交った打撃戦。最も輝いたのは、めがねがトレードマークの天理の1年生だった。

 5―5で迎えた七回、2死満塁。瀬(せ)千皓がとらえた打球が、右翼手の頭上を越えていく。試合の流れを決定づける走者一掃の三塁打となった。

 中村良二監督の評は、「迷いなく振れて、ガツンと打てる子」。その通りの打撃を、まずは四回に見せた。2死一塁で落ちる変化球をとらえた。「変化球だと思うけど、球種はよく覚えていない」。夢中で強振した打球は、先制の左越え2点本塁打となった。

 奈良県生駒市出身。「地元の奈良が好きだから」と天理に進んだ。この秋に頭角を現し、近畿地区大会決勝の大阪桐蔭戦では本塁打を放った。この日は3安打5打点と大暴れ。好調の要因を「ボールが見えるようになったから」と振り返る。

 視力は「0・1もない」と言い、小学生のころからめがねを着用。授業などで使うものと、野球の練習用と試合用、3本のめがねを使い分ける。この日、身につけたのは、もちろん一番きれいな試合用。六回、三塁内野安打をもぎとる激しいヘッドスライディングでも、ずれることはなかった。

 奈良3位で進んだ近畿大会で、今夏の全国王者・履正社や今秋の大阪王者・大阪桐蔭に打ち勝った。神宮でも仙台育英を打力でねじふせた。瀬は「まだまだ強い相手がいるので、気を抜かずにやっていきたい」と言う。勢いに乗る天理。この右打者が、欠かせない存在になりつつある。(小俣勇貴)

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