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明徳、因縁の星稜に打ち勝つ 馬淵監督「野球の面白さ」

2019年11月15日17時53分

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 (15日、明治神宮野球大会高校の部 明徳義塾8―5星稜)

 四回に4―1と逆転し、さらに好機をつかんだ五回。明徳義塾の馬淵史郎監督は選手を鼓舞するように、ベンチの中から最前列に出てきた。

 「ビッグイニングをつくらんと全国では勝てん」。バント、スクイズといった明徳らしい小技は、使う気配すらない。「もうワンステップ上がるために、ウェートトレーニングの器具を買ってもらい、食トレもしてきた。その成果を全国の舞台で試したかった」

 期待に応えるように、3番鈴木大照が左翼席に3点本塁打を打ち込む。7―1。「うちが勝つとしたらロースコア」という試合前のコメントがうそのような攻撃で、星稜を突き放した。

 27年前の夏の甲子園、松井秀喜選手の「5打席連続敬遠」で話題になった注目のカード。あれ以来の対戦で再び注目を集めたが、「ぼく自身は本当に意識していない。監督というのは選手の力をどうやって引き出すか。それしか考えていないもん」と苦笑する。

 星稜の林和成監督は当時の2年生遊撃手。「林さんも同じでしょう。監督になられて、おそらく勝つことだけを考えておられたんやないですか」

 その林監督は「相手のベンチを見ないようにした。百戦錬磨の監督さんですから」と胸の内を明かした。それを報道陣から伝え聞いた馬淵監督は「ぼくは見ましたよ」と即答した。「いつも見る。それで相手の作戦の気配を感じられることもありますから」

 最後は反撃を振り切り、8―5で逃げ切った。「実力は相手が上でも、どう転ぶか分からん。それが野球の面白さ、難しさよ」と馬淵監督。「ぼくも再来週(28日)で64歳ですが、まだまだ野球を勉強せなあかんと思いますね」と締めくくった。(編集委員・安藤嘉浩)

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