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鍛治舎監督率いる県岐商、春の甲子園有力 新ユニ効果?

2019年11月2日15時53分

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 高校野球の秋季東海大会は2日、岐阜・長良川球場で準決勝があり、県岐阜商が延長十回、4―3で加藤学園(静岡)にサヨナラ勝ちして、5年ぶりの甲子園出場に大きく前進した。来春の第92回選抜大会出場校に選ばれると、2015年春の第87回大会以来の聖地となる。

 「明日だぞ。まだ明日、明日!」。劇的なサヨナラ勝利の興奮が収まらない選手をロッカー室で戒めた鍛治舎巧監督(68)。報道陣に囲まれると、「苦しかったですね。3点追いかける展開でも、選手は落ち着いていた」と笑顔を見せた。

 社会人野球出身の鍛治舎監督は秀岳館(熊本)を3季連続で甲子園ベスト4に導き、昨年3月1日付で母校の監督に就任。「はじめは驚くようなこともあったが、ぼくの考えを少しずつ選手が理解してくれるようになった」という。入学時から指導する選手ばかりになった今秋、就任後初めて県大会を制した。

 この日は3点を追う六回からマウンドに送った森大河が試合の流れを変えた。背番号「1」が初めて相手の攻撃を3人で抑えると、その裏にまず2点を返す。「3点を取られた時点で、後半勝負と選手に言ってきたが、森がよく投げてくれた」と監督。八回に追いつくと、十回は1死満塁から1番の多和田尚旗が三遊間に流し打った。

 多和田は入学当初、毎日の練習前にやるトレーニングをこなすのに必死だったという。2人ペアになっての「手押し車」など筋力や体幹を鍛えるメニューだ。「あれで力がついた。監督は選手が満足しないよう、一人一人に声をかけてくれる。ぼくは消極的だったけど、思い切ってバットを振れるようになった」

 決勝進出を決め、選抜大会出場に大きく近づいた。紺色を基調にした伝統のユニホームから、鍛治舎監督となって導入した青と黄色が映える新ユニホームでの名門復活へ。「いえいえ、この秋の目標は明治神宮大会への出場ですから。明日もしっかり戦い、選手が神宮でプレーする姿を見たい」。監督は手綱を緩めなかった。(編集委員・安藤嘉浩)

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