
オリックスの福良淳一GM(左)と握手する日章学園の平野大和選手(中央)=2019年10月、宮崎市
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プロ野球ドラフト会議でオリックスから育成枠で指名された日章学園高校の平野大和選手(18)が28日、宮崎市の同校で球団の福良淳一ゼネラルマネジャー(GM)から指名あいさつを受けた。平野選手は「走攻守そろった選手になりたい」と抱負を述べ、入団に意欲を見せた。
豪快な打撃、俊足を生かした走塁、広い守備範囲と三拍子そろった外野手。昨秋の九州大会では、左ひざの剝離(はくり)骨折を抱えながら計5打点を挙げる活躍を見せ、チームをセンバツ初出場に導いた。
オリックスの前監督で延岡市出身の福良氏は「パワーがあり、足の速い右打者を探していた。地元宮崎から選手がとれたのはうれしい」と話した。(高橋健人)