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群馬)桐生第一と健大高崎が4強入り 秋季関東高校野球

2019年10月22日03時00分

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 第72回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催)の準々決勝が21日、前橋市の上毛新聞敷島球場と高崎市の高崎城南球場であり、桐生第一(群馬1位)は桐光学園(神奈川2位)を10―4で下し、健大高崎(群馬3位)は3―2で西武台(埼玉2位)にサヨナラ勝ちした。群馬勢2校の4強入りは3年ぶりで、ともに来春の選抜大会出場に前進した。26日の準決勝は健大高崎が東海大相模(神奈川1位)と、桐生第一は山梨学院(山梨1位)と対戦する。

 ■役割果たし、満塁弾 桐生第一・中島選手

 「行くぞ!」。四回裏、無死満塁の好機。桐生第一の中島優月(2年)は次打者席で気合を入れた。

 狙いは直球のみ。2球目、内角高めの直球を強くたたいた。「ファウルにならないでくれ!」。祈りながら走った。打球は左翼席の中段深くに飛び込んだ。盛り上がるスタンドと、大きく腕を回す審判の姿。満塁本塁打と知った。

 この回、チームは一挙6点。中島は七回にも適時二塁打を放ち、勝利に大きく貢献した。打線の中軸を担う中島は「自分は打たなきゃいけない選手」と自覚しつつ、「狙いすぎず、チームのためにつなぐことを大切に」と意識してきた。今泉壮介監督がたびたび口にする「それぞれの役割」を実行できた。

 「これから先も強豪校との戦いで、勝てば自信に、負けても経験値として積み重ねていきたい」。成長したいという意欲を、鋭い目に宿していた。(松田果穂)

 ■打って守って、好リード 健大高崎・戸丸選手

 六回以降、1人の走者も出なかった。苦しんでいた健大高崎打線にようやく好機が訪れたのは九回。先頭打者が四球で出塁すると、犠打で二塁に走者を進め、主将戸丸秦吾(2年)に打席が回った。初球のカーブを引きつけると打球は右前に落ちた。好機が広がり、戸丸は右手を突き上げた。

 続く山畑陸(2年)が外角の球に食らいつき、打球は二塁手の失策を誘った。劇的な勝利で2017年以来の選抜大会出場を引き寄せた。二回にも得点につながる中越え三塁打を放った戸丸。貴重な2安打で勝利に大きく貢献した。

 捕手としてもチームをもり立てた。初回には先頭打者を失策で出塁させる嫌な流れの中、二盗を狙った走者を刺し、ピンチの芽を摘んだ。制球が不安定だったエース下慎之介(2年)を2失点に抑える好リードで支えた。青柳博文監督も「盗塁を刺す力と統率力は歴代の捕手の中でもトップレベル」と信頼を寄せる。

 選抜大会出場がかなえば、高校入学後、初めての甲子園出場。戸丸は「ずっと悔しい思いをしてきた分、うれしい。続く試合も泥臭く戦いたい」と話した。(森岡航平)

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