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福井)秋季野球、丸岡が部員不足で出場断念 来春再起へ

2019年9月12日03時00分

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 丸岡高校野球部(福井県坂井市丸岡町篠岡)が、14日に開幕する秋季の北信越地区高校野球福井県大会への出場を部員不足により断念した。現在、部員は1年生5人のみ。悔しい秋となったが、来春の大会出場を目標に見据え、気持ちを新たに鍛錬を積んでいる。

 残暑が厳しかった9日、丸岡高のグラウンドに部員たちの声が響いた。「ナイスボール」「ナイスラン」。1人がケガで療養中のため、4人で2人ずつのノックに挑む。「部員一人にかける時間が長くとれる」とは古橋光輝監督(56)。少人数ならではのきめの細かい指導を行っていた。

 今夏、3年生8人が引退した。2年生がいないため、新チームは1年生5人だけとなった。古橋監督は他部から選手を借りられないかや、他校との連合チーム結成を模索したが、願いはかなわなかった。

 秋季の県大会欠場を部員に告げたのは8月上旬。練習後のミーティングだった。古橋監督は「みんな表情には出していなかったが、心のなかでは残念がっていたと思う」と、部員たちの胸の内を代弁する。

 ひそかに心配していたともいう。「秋の県大会という目標を失い、迎えるつらい夏を乗り切れるのか」。しかし、杞憂(きゆう)だった。

 互いに掛け合う力強い声、機敏な動き……。一人ひとりの野球への熱意は下がらない。県内外のチームとの合同練習を組んだり、ランナーを想定した守備練習を取り入れたりと、少人数でもできることを皆で考え、この夏を乗り切った。

 来春の県大会出場を目指し、欠かせないのが新入部員の勧誘だ。部員たちはオープンスクールを訪れた中学生に積極的に声をかけ、廊下には「県大会ベスト8を目指しています。初心者でも大歓迎」と書いたポスターを貼り出した。川津快人君(15)は「新しい仲間を入れて、早く試合がしたい」と意気込む。

 現在、2日ごとに主将を交代で務め、全員でチームを支えながら新しいシーズンに向かっている。前川遼介君(16)は「大会に出られないことは覚悟していた」と漏らしつつも、「基礎練習をしっかりやって、来春に自分たちの力を見せつけたい」と前を見据えた。(大西明梨)

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